twitterをチェックされている方はいろいろご存知と思いますが、当ブログでは40ミーティング以来ごぶさたになっとります。2週間くらいは色々あって短期記憶が順次消去されていますから、覚えている範囲の近況報告でご容赦願います。
フロアパネルの各種部材との重ね目や、ハットチャンネルの内部、スポット溶接の隙間は入手直後に徹底処理しましたので、上吹きのみで完了。この車、未再生なのでオンボロに見えますが、健全な躯体を持っています。
まずは一番大きな出来事から。
うちのJ38の簡易レトロフィット仕様のクーラー、ぶっ壊れているものだと思い込んでいましたが、夏に向けて「一応、念のため、ダメもとで」ガス補充をお願いしましたら、冷えること冷えること。新旧ガスの圧力の関係で目一杯入れちゃうと配管が弾けてしまうので腹八分目くらいにしてもらいましたが、冷えます。
変換口金が黒い樹脂状の物質でカチカチに固まっていたのが謎です。レトロフィット用のコンプレッサーオイルってこんな色なのかな?
カチカチといえば、友人と「win-winとかステークホルダーとかの言葉をシタリ顔で使う奴はキライだ!!」みたいな話をしていたら、友人の同僚(女性)が「win-winの関係」を「カチカチの関係」と訳して、じゃあウェットな関係はどうだとかお下品な方向に転じるのでした。
それにしても冷房が効くというだけで、こうも稼働率が上がるものか。
今度こそ手放そうと思っていたのですが、冷えるなら手放せません。用足しや取材に長距離を乗り倒すのも勿体ないし不経済なので、下駄車を探しているのは変わりないのですが、ジープ(またはジープっぽい車)って1台手元にないと駄目なのだと「モーいいだろう、イヤまだ」的な、我が心の葛藤に答を出しました。最近、下駄山を履き始めたことも良い気分転換でした。
そこで、現役続投のためか、しばし休眠のためかは不明ですが、久しぶりの錆対策(予防措置)を。
大掛かりなことはしていませんが、多雨地域の露天保管かつ塩カル散布地域にも関わらず、5年乗っても腐食はあまり進行していません。
程度の良かった車を数年でグサグサにして途方に暮れる人を見かけますが、ツボさえ押さえれば簡易な処置で何十万円もの経費節減効果が生まれることを強調したいと思います。
とか書いておきながら、内張りはぐった中の二つの丸穴がJ30系の急所に通じているとは知らなんだ・・・。
ここをメンテナンスホール(吸出口・注入口)として活用しましょう。掃除機はともかく、エアブロアは必須の道具。
むしろ問題は機関系に集中してきました。日常用の経済車を欲するには、そういった理由もあります。
ここは数年前に突っついたら穴が開いて、こりゃ進行するタイプの錆だなと心配しましたが、広がってはいません。
鈑金に金をかけるのは意に反しますので、再度処置をしてテープ貼れば完了。
こうして自然に枯れゆくことを「エイジング」と呼び、その渋さと30系らしい愛らしさをインテリアの世界では「シャビーシック」とも言います。あ、カタカナ言葉だ。
最近入庫した希少種J27HBは適切なお世話をされてこなかったようで、哀れな姿。フレームとエンジンは健全なのに、ボディのせいで価値がガタ落ち・・・これが昭和50年代のジープやランクルの標準的末路なのでしょうか。
そんな中、お気に入りナンバーワン在庫車が旅立って行きました。私が乗るつもりなので・・・とか言いながら商談を遠ざけ、コソコソと世話しながら囲っていたP45V。巡り合わせで縁談がまとまりました。車屋としては喜ぶべきことですが、これが出て行ったのもジープ続投の理由なのかなぁ。
こちらはパジェロミニの撮影。案外、足が動くもんですな。当然ですが実際の悪路ではここまで行きませんが。
自動車誌の出版社(一応)でこんな機材持ってるところは少ないはず。
こっちは下回りの撮影。出版社(一応)でこのような「下回り撮影スタジオ」を持っているところはないでしょう。このJ20Cは先出のJ27HBよりはるかにお肌つやつや、走りもすこぶる健康体です。こいつが冷房車だったら危なかったかも。
こちらも下回り撮影完了。整備工場の定休日は私の繁忙日です。このあと、使うかわからない J47とV24Wの下回りも撮影。もうなんでも撮っちゃうぞ。
打って変わって、ついに完成したカマド社の50周年記念誌をお見せします。
本誌デザイン部門は古写真の蘇生を手伝ったくらいで、本篇レイアウト作業を担当したのはカマド社総務部のイワセ女史なのですが、私が書いたページはキュリアス的になる。これ当然。
卒業文集を持って担任のスミコ先生と記念写真を撮るのはカマド高校3年3組出席番号1番の赤木君・・・という演出。
珍しくネクタイ姿で、先週土曜日は祝賀式典でした。本当の卒業式は紋付き袴でした。制服もない高校でしたのでね。おかげで23年経った今でもネクタイが上手く結べません。
いいぞ鏡開き! この歳で初めて生で見たかもしれません。三脚と脚立積んでJ38で来ちゃったから飲めない。
会長夫妻を囲んでお嬢さんたち、および元お嬢さんたち。その違いはレンズを向けた時のポーズでわかります。わかりやすいな・・・。
戦い終わって疲労困憊、浜に打ち上げられた魚のように青息吐息の内田さん。すなわち常務であります。お仕事大変ですね~。
まだ続きます。長いです。これは先週出かけた県内某所。ジムニーの撮影ではなくロケハン。
クーラーASSYを新品に入れ替えましたので、もう下痢になりそうなほど冷えます。
ホント、冷房って大事だわ。冷房のない古四駆の皆様への当てつけじゃないですよ。
日曜は大宮の鉄道博物館へ。当初は物見遊山のつもりで計画していましたが、正式な撮影申請を出して、真面目な仕事となりました。
この書架に様々な重要事項が・・・。続きはキュリアスVol.12で!!
腹下のターンテーブルを使う、実際の様子を見るのは初めてでした。
なるほど、同じ動き!