一週間遅れのリポートです。でもキュリアス12では半年遅れのリポートかもしれないので、これでもリアルタイムのうち。ざっとお送りいたします。
今年からの大野路会場は馬頭塚より狭いので芋洗い状態なのですが、
これが幸いして各キャンプサイトが接近して楽しい感じ。
以前「四駆がらくたスワップミート」を数回ほど主催して思ったのは、
会場は広すぎるより適度に密集していた方が盛り上がるということ。
運営スタッフの皆さんは心配していたようですが、この場所イイじゃないですか。
恒例のコンボイは、私もよく撮影に使う場所でした。
DVD/スチル撮影班(なんてないけど)のロケバスはJ20C。
今年はヨンマル以外のコンボイ参加がなかったので、
ハリケーンエンジンの扇風機サウンドで存在をアピールしておきました。
ところが、三菱車の応援が国から行われました。
この青41はスタッフカー。アンダーパスは格好の撮影ポイント。
仕事に限ったことではありません。
個人的趣味でもこの場所は撮影ポイントになります。
年に一度だけ、この場所を古バスが通過します。
国道っ端にJ20Cを停め、丘に登ってカメラを構えますと・・・
こんな風に一台一台撮影できます。
コンボイ中でひときわ輝く(実際は輝いてない)ボディ表面が苔むしたFJ40。
ポンコツ風情がよろしいですな。
ずいぶん昔に仲介をしたBJ42V-MCMが、正式にNOx・PM適合車として登録され、
首都圏ナンバーを付けて元気に走っていました。
そして前オーナーS氏が別のBJで参加されていたので、感動の再会を無理やり演出しました。
このあとJ20Cは盛大な雨漏りが発生し、サビ防止の観点から急遽車両交換と相成り・・・
・・・「防水仕様」J38にて大野路に再入場。
ワンメイクって意味を分かってない悪い参加者だなぁ。
すっぴんの美しい個体も、再び増えてきたような。
横浜の会長さんの FJ40V、技アリ!
これ、わかりますか?
翌日、海外からのミーティング参加者が当ガレージに来訪。
FJ40やパトロールをはじめ日本製四駆をたくさん所有するマニアの方で、
タフトなど何台か選んで帰りたいとのことでした。
・・・が、稀少四駆の海外流出は当ガレージの内規で固く禁じられています。
アイキャンノット エクスポート ビカーズ ベリベリレアカー イン ジャパンであります。
せっかく来たのだからと色々とお見せし、近所をJ27で走ったりと楽しんでもらいました。
個人が海外のマニアに愛車を譲ることは、第三者がどうこう言うべきではありません。
国境を越えて価値観の合う好き者同士なら尚更。
ただ、自動車屋が商売として、国内に残すべき個体を流出させることはどうでしょう?
海を渡ってしまったら、日本に戻ってくる可能性は、我々が乗れる可能性はゼロに近くなります。
さて目下大活躍中のJ20Cのこと。この車はキュリアス12のお題でもあります。
画像は乙女峠まで全開で登ったときの水温、ちょっと高いな。
チビチビと手入れして、入庫時より調子が良くなっていますが、もう一息です。
社用車タウンエース、里親探しにどなたも名乗りを挙げず、まさに「片道切符」の輸出です。
こういった車種でも、いつか国内に残したいと切に願う日が来るのでしょうか。
次の社用車は、当面J27かパジェロです。
そしてこの長デリカも買い手がつかず海外に・・・
なーんてことはございませんで、HPから削除したにもかかわらず、水面下では引く手あまたでした。
「取材に使う」「自分で乗りたい」etc いろんな言い訳はありましたが、
価値をご理解いただける読者さんの元に嫁ぐことになりました。
北海道から仕入れ、また戻って行く、寒冷地仕様P45Vは北の大地が好きなようです。
売るぞ売るぞと言いながら、なかなか手放せないこいつ。
先週から若作りのお靴を履いています。
しかしホイールは今風でもダンロップの下駄山ですから、伝統的なお履物なんですね。
転がり抵抗も大きいのに、直近の燃費は7.8km/L。4G53は捨てたもんじゃない。
これは一昨日のできごと。
くろがねのエンジンの火入れ式でしたが不発に終わりました。
ベテランの見立てでは、クランキングパワーが足りないというより、火花が弱いとのこと。
明日、相模原の工場に搬出され、シャーシーに載るそうですよ。