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Channel: 続・御殿場ボロヨン画報
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最終型で初代を見に行く旅【S47年式ジープJ32里親探し】

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いや、旅ってほどではありません。
本日の足は26台プラスアルファしか生産されなかった幻の長幌ジープL-J47。タウンエース亡き後の営業車としてしばらく働いていただく予定の、ネタ兼・売り物です。しかし売り出すのは先のことでしょう。そして多分、高価です。
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向かった先は伊豆っ箱の元西武電車や富士重8Eが走るあの街。20数kmのショートトリップですが、鉄板ドア式ジープの窓を通しますと違った世界が広がり・・・ませんなぁ。最近は20/30系含めてジープしか乗っていないのです。サンバーとかジムニーとかパジェロミニとか、もっと気軽な下駄があれば良いのですが。

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こういった感じで撮っていると運転士さんにジーっと見られたりするのですが「カメラ向けられてるぞ」と思われるのか「あっ40系だ!!」と思われるのか・・・もちろん前者でしょう。行動自粛します。


依頼主(車両オーナー)との待ち合わせは、物件を預けてある整備工場。この屋根下に、件のジープは何年も置いたままになっているそうです。
初めて行く場所、会う人のところへは30分前到着が常です。慌てるとロクなことがないので。でもそうすると時間を持て余して、散策とか言って近所をうろついて、結局のところ定刻到着になる。
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思ったより広い場所に鎮座していたのは、概ね予想の範囲を逸脱しない状態の後期型J32でした。
聞くところによれば、ほぼワンオーナーらしい。名義は「芝生屋さん」で、もちろん書類は出ます。
今でいう富士山ナンバー地域の登録なのですが、当時の静岡ナンバーが付いていて、御殿場・裾野地域でも引き継ぐことが可能です。もう1~2年古ければシングルナンバーだった!!

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ペロリと敷物(ダンボール)をめくれば腐食は少なく、良好なバスタブ(という表現はランクル風ですか)。カウル周りは多少パテが入っていそうな雰囲気でした。

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座席を張り直したり外装を仕上げたりしていますが、結局車検を取らずに眠ってしまったようでした。
鉄板は大丈夫でも、ペンキやビニールは経年劣化でガサガサのビリビリだったのでしょうね。純正ではありませんが幌も新調されています。

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ということでオリジナルにこだわる方にとっては満足行かないかもしれない、ざっと仕上げ済みと言った代物。
しかし、普通に考えたら綺麗な部類で、やはり長期保管では雨に当てないのが一番と痛感します。

肝心の機関系については、1年ほど前にガソリンを直接ホースで供給して始動したそうですが、クラッチが抜けて移動ができなかったとのこと(工場主談)。おそらくブレーキも同様でしょう。
車検は平成11年に切れています。あー、スパイクタイヤでは車検はダメだな・・・。

本気で検討される方にはまず画像でじーっくり悩んでもらって、「よっしゃ買うで!」となったら現車保管場所に案内、もしくはオーナー氏を紹介します。そんな具合で、写真を山ほど撮って帰途に就きました。
金額は「とりあえず60あたりから告知しましょうか?」と私から提案しましたので、その位か、あとは交渉次第でしょうか。
お問い合わせはメールにて、お名前・所在地を明記願います。

次回、もう少し詳しく画像を並べて検証してみましょう。














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