再度、物件紹介です。
この訳ありジムニー、車検証ではJA11Cですが実際はV、つまりボディ換装車。
となると盗難車?大事故車?パチもん?いやいや、そうではありません。
【ボディ換装の経緯】
1・・・約5年前、JB31Wを幌に改造したい人がいて、程度の良いJA11Cを買ってきてボディを使った。
2・・・余ったJA11Cのフレームとエンジン等は捨てられず保管。
3・・・そこに「稀代の悪政・スクラップインセンティブ」のため程度の良いJA11Vを解体送りにせざるを得ない事案が発生。
4・・・バンボディはもったいないので降ろして保管。悪政犠牲フレームはJB31Wのドンガラを載せて溶鉱炉行き。
5・・・残った幌フレームにバンボディがドッキング。完成。
作業はDIYでなくプロが実施。それを前オーナーが平成24年に購入時、車検に27万円掛かっています。
アピオのリーフは元から付いていたようですが、それの公認申請やらタイベル類やら各部整備やら、いろいろ手を入れたようです。
平成6年前期型でエンジンは58PS、ヘタリが少なくパワーがあり、ミッションもしっかりしています。
アクセルON-OFFでスカーッ!プーシュカーッ!!っと鳴るなんとかバルブや社外マフラーを装着。もうちょい静かにして欲しいもんだ。
車検が切れるのでしっかり試運転しました。乗り味はイケイケで血気盛んな感じですねぇ。
クーラーは移植されていますが、機関部は幌車ベースなのでパワステなし。パワーロスがないという風に捉えましょう。
後を走るのはG8092、京急からの中古車で、運賃箱を備えないシャトルバス専用車です。関係ないですね。
ちょっと分かりにくいかもしれません。
ボンネットだけつや消し黒です。なぜかここだけJA11Cの外板を利用。
おっ、知らぬ間にV46V-NTT郡山スペシャルが修理から戻ってきているじゃないか!
いや、私がポンプ屋さんから乗ってきたのです。4M40電子パワーが見事復活しました。
ホント、V46Vの錆びていない物件数の激減ぶりときたら。さほど高価でもないのに、国内に残らず輸出されちゃうんですね。
国内4WD市場において、貨物パジェロの良さ・実用性は認められていないようです。もちろんNOx・PMの問題もあるでしょうが、国内ユーザーの使用環境においてナナマルやVRGY60に劣るものではありません(と思いたい)。この車の話は、また後日。
スタビライザー解除機構が付いています。
こういった仕様なんだから外しちゃえばいいのにと思いますが、車検の上で付いているものが付いていないとダメなのかな? 改造事情には疎くて・・・。悪路での酷使の痕跡は見当たりません。
黒いシートは市販のカバー。室内は全般的に美麗、タバコ臭や体臭等なく清潔。大事なことです。
価格は現状ノークレームでスパッと買って下さる前提で、23万にTAX・R券でお願いします。
しばしば値引き交渉等される方もおられまして、その辺は中古車ですから応じちゃったりもするのですが、まず現車を見てからお願いします。
事故等によるダメージや修復はなくとも、中古車査定では当然「R点扱い」になります。ご承知おき下さい。
車検2年付き渡しもできます。積載車で移動したりの手間がありますから、工場に依頼の実費より高くなります。油脂類交換・点検整備付きで35万にTAX・R券・自賠重量税あたりでしょうか。名義変更はセルフサービスで。
お問い合わせはメールにて。