先日、キュリアス取り扱い某書店さんと某四駆店さんを訪問すべく、ちょいと出かけました。
1000km走って一皮剥けたダンロップ
SP-LT01の
7.00R15は、高速入口のカーブでも新品当初のような横滑りもなくなりました。いわゆるオールテレーン系のタイヤには及びませんが、一昔前のマッテレパターン(例えば
BFGの旧マッテレやグラバー
MTあたり)程度にはグリップしているようです。
この手の貨物車用氷雪タイヤは、超のつくスクエアショルダー形状からアスファルトの轍に舵を持って行かれやすいんじゃないかと思っていましたが、ラジアル構造の強みで心配なし。2シーズンくらい冬季限定で使用したのち、履き潰しにも流用できるでしょう。
お山から代官山へ。標高は下がっているのに、これをオノボリさんと言います。蔦屋書店さんに着く頃には午後。キュリアスVol.8が束で並んでいるのを見て悦に入ります。自動車雑誌ではなく「ジープ」というカテゴリーの棚にありました。
この日のもうひとつの目的は本を買うこと。ネット通販で買うより現物を手にして吟味して選んで買うことの愉しさを再確認。「買う前提」なら立ち読みは素晴らしいことです。そして御殿場や沼津あたりじゃ入手困難な書籍を4冊、買い込みました。気付けば3時間の滞在。
勢いで創刊、無手勝流で続刊して気づけば8冊、バスの本を入れたら9冊……。
「果たしてこの方法は正しいのだろうか?」とか柄にもなく己の仕事を見つめ直してみたり、「本業は車屋だからねぇ」なんて言い訳するのもそろそろ卒業せねばという思いがありまして、勉強です。
しかしデザインや写真の本は山ほどあるのに、この手は少ないようです。左は主に校正者を対象にしたもの(どちらかといえば硬い本)、右は広い意味で「編集」という仕事をくくってノウハウを解説したもの(同柔らかめな本)。誤記・誤植、言葉の誤解釈を減らすやり方も具体的に知りたかったこと。そういえば、表題の「無手勝流」という言葉も自己流・我流の意味と思っていましたが、本来の使い方が転じたものです。
やり方やコツ、専門用語なんて、本来なら2009年の創刊時に勉強しておくべきことでしょうが、そうしていたら面倒くさくなって意欲を削がれていたでしょう。そして、もっと大切な、取材の心構えや執筆への心意気は、石川氏を中心とした四駆出版の先達の体験談を聞かせていただくことが、なによりの勉強と再認識しました。うちは文芸誌でもファッション誌でもなく、四駆道楽専門誌なのですから。
帰路、御殿場に近づく頃には雨が雪に変わりました。翌朝の出勤時にはご覧のとおりの銀世界。
日曜の本栖湖の集まりにはリブタイヤでもなんとかなるだろうと思っていましたが、こんな道路状況ではまず危険。何かの在庫車(たぶん農政局号J26)から外した偽物ピアスボルトの3ピース風安物ホイールに2000年製BSウインターデューラーという、緊急あてがい的なお履物に交換。すっかりイカシテない姿になってしまいました。
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話は変わって物件情報。かまど本社の展示場が工事中ということで色々な車を預かっていますが、その中から勝手に紹介しましょう。
美しく輝くJA12C、いまだ高値安定のコイル幌です。新品エアコンつきで程度良好。社外足回りで車高が上がっています。外装もバンパーが変わっていたり、少々弄ってあるようです。88万円のプライスボードが車内にありましたが、それは懇切丁寧なコミコミ価格。自分で車検取って名義変更してくれぃの当ガレージ流でよろしければお安く斡旋いたします。11万km、車検切れ。
こちらは平屋根5速のエブリィバン4WD。平屋根5速と言えばY60でもランクル60でも渋い選択とされますが、このような軽の箱バンでも良いグレード選択と思います。走行2.3万kmで美車、車検は月末前まで。
他に日産MRワゴン(モコ)やら初代と2代目のワゴンRやら名前も知らない乗用車が並んでいますが、今日は総輪を駆動する物件だけに留めましょう。