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Channel: 続・御殿場ボロヨン画報
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旧式箱型ジープ試走、中古車の動き、そしてC12に着手できない言い訳

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越後の国からご新規入庫。4枚ドア車と2枚ドア車とのトレードでした。もちろん商売ですから追い金は頂戴しました。
このように大変価値のある下取車は、なかなか入って来るもんじゃありませんから、納車日を心待ちにしていたのでした。


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状態は素晴らしく、車検は丸1年残っている。どうです、この寄り目ワンテール。
細かい話はキリがないので省略いたしますが、奈良某所にもっと古い中尺車がサルベージされてきたらしい。
さっそく「年寄りの口に合わない無鉛ガソリン」をバルボーにてお味を整え、鱈腹召し上がっていただきますと、実走行6万kmのカッチリした乗り味。トルクが凄いと言われるハリケーンですが、ちょっと誇張表現かなぁ。


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J20系というのは軍用臭の漂う場合もありますが、鉄屋根にツートンとくれば朗らかなムードでお洒落です。しかしお洒落だけでは1速ノンシンクロのコラムシフト車なんざ乗れないことを強調しておきましょう。
昭和46年車にしては見た目にアクがない理由、本来の「薄グレー/薄茶」ではなく、J24H最終型のような色に塗ってあることと、ウインカーがスモール別体の新しいタイプに付け替えられているからでしょう。
さらに、J22まで続いた小股の切れ上がったナローフェンダーが垂れてしまって、招き猫感が増長されています。うぉりゃーっと腕力で修正できるかな?
この辺りの改善で「いかにもJ20C」になるのではと思いますが、リクエスト(有償)がありましたら着工します。


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あるいは、55年式のくせに48年以前の灯火に交換してある私のと付け替えてしまえば、両車円満に純正スタイルへと戻せます。これをwin-winというようですが、なんだか苦手な横文字の響きです。
どこかのサイトでネタになって思わず頷いてしまった「進捗」「ほぼほぼ」もちと苦手。社内の会議なんぞでも聞かれますし、日本語としておかしくはないそうですが、なんなんだろうなぁ……。



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本来ツートンの下半分はこの色。薄グレーに少し青が入っているようです。いつぞやのJ10Aにも似ていますから、ジープの基本色のひとつなのかもしれません。


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コーションプレートに記された最高速度までは不安なく出せます。パワーも充分、しかしアストロンの倍うるさい。このまま長時間巡行は人間も機械も苦しいはず。
ゲレンデエクスプレスには向かなければ、コンビニエクスプレスにも勿体ない、困った四輪駆動車です。実用に向かない実用ジープ、つまりは道楽車と言えます。


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最近、自分で驚くほど物忘れがひどくて、事務所に帰ってきて「カギがない、カギがない」と大騒ぎして、よく見たらドアに挿しっぱなしで出かけていたのでした。
駐車場で自分の車の場所が分からなくなったり、富士宮に行こうとして御殿場に向かっていたり、脳味噌の性能低下に滅入っております。アラフォーの皆さん、こんなもんでしょうか。
気分転換に車でも買ったら、脳がリフレッシュされるかな?




さて、中古車の動きです。
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こいつは商談が流れました。車検が切れるので、最後の錆びつき防止ドライブを。
4D56って、こんなに静かで滑らかだったんだ……と思わせてくれる、実走3.6万kmのロアグレードです。


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代わりと言ってはなんですが、P27Vが売約に。
購入されたのは、私が学生時代に(約20年前)に江戸のオカモトワインドさん経由で手放したWRY60を乗られていた方。なんとまあ世の中狭いこと。



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FJ40V「不思議な6人乗り号」は、かまど社のレッカー部さんに搬送依頼して旅立って行きました。NOx・PM適合となる模様で、海外からの引き合いを断った甲斐がありました。
積み込みしているお姉さんは大型免許を取った(んでしたっけ?、中型限定解除?)ノモトさん。
バス乗務員にも女性が増えています。こうも乗務中の突然死とか意識吹っ飛びが取り沙汰されると、人体の構造上そうなりにくいらしい女性の活躍が期待されます。



こちらはジムニー屋ヤマグチ君からのご新規入庫。
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平成6年式、JA11C改バン・足回り公認(アピオ製)。
いろいろ訳アリで幌から箱ボディになっていますが、程度も調子も大変良い。どんな訳アリかは長くなるので、やっぱり省略。
事故車とか盗難ニコイチとか死人が出てるとか、そういったヤバい話ではないでの大丈夫です。ツイッターには少し書きました。オリジナルにこだわらない方にはお買い得。



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今日は雨なので、雨でも大丈夫そうな車の試走に。キュリアスの題材用ではなく、商品としての試走で、所用を兼ねて御殿場市役所まで。
吹け上がり、実際の重量、操作に要する力の全てが軽くて、JA11とは違う独特の感じ。こいつを「少し落ち着きなさい!」と諭せば、JB23に生まれ変わるのだと思います。



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そういえば機械屋さんに一週間も入院しっぱなしのNTT号(左)はどうなったのだろう? ちょっと催促してみますか。
右は偶然居合わせたゴルフ場所有のKC-V46V、ななんとナント2.9万kmの車庫保管。欲しい!!



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ついに売りに出たようです。本気の方はオーナー氏と直接お願いします(探してみてください)。


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キュリアス12に本格着手できない言い訳……。
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50年前の写真を山ほど引っ張り出してきまして。
これもキュリアス12に使うものではありません。他誌に寄稿するのでもありません。どこかの整備工場の様子っぽいのですが、見たことあるような、ないような。


そして30年前の航空写真の一部を切り取りますと……。
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どっかの四駆中古車屋兼・本屋みたいな品揃えだぞ!!  VR161なんて新車同様じゃないですか。


年明けから結構な台数を扱ったので、中古車の買取販売は少し休止したほうが良さそうです。順番に手をつけて、本当にキュリアスの取材に行きたいのです。








馬鹿の大足・間抜けの小足、185/85R16は現代に蘇る六百タイヤか?そしてバレーノ

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昨日はこんな天気でして、J20Cの雪中シーン撮影および一応雪道試運転ということで峠越えを。
アストロンジープとハリケーンジープ、コラムシフトが逆パターンで、さらに履いているタイヤはジムニー用のカッチカチに古びたスタッドレス175/80R16。運転は慎重に慎重に・・・と思うのですが、自由自在に走ってしまう古ジープ。
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J30系より視界良好な気がしますが、クラッシュパッド付きでガラスの縁が弧を描くワゴンボディに慣れた身にはスパルタンに過ぎる気もします。センターベンチレーターは永遠の憧れですが、「漢の車」より中性的なゆるい雰囲気が好みです。
キュリアス誌で風間さんがJ30系を「おばさんキャラ」と表現されていましたが、まさにそれでしょう。


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管轄変更時の様子、純正のブルーグレーが覗きます。
さっそくこの車が欲しいという話がありましたが、しばらくはお売りできません。


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元信画伯がJ58でご来訪です。並べて記念写真を!!


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こんな天気だというのにウチのJ38は夏タイヤに交換です。
新しいお履物は、ジムニー用大径タイプ185/85R16、でもジープにとっては小径で細身。今までの215R15スタッドレスに台湾アルミが「馬鹿の大足」なら、こいつは「間抜けの小足」。
でもお歳を召して弱った足腰には負担の少ない軽い靴がベスト。ジープさんは山登りも引退だそうですから、まあいいんじゃ。
ファッションとしても「DENSHA-STYLE」でグー。ハンドルも軽々、現代の6.00-16と言えましょう。
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ホイールは一時期売られていた、ジープ型に似たジムニー用社外品、4.5Eのチューブレス対応仕様。
・・・そう、チューブレスが良いんですよ。クロカンにはチューブ入りがお約束のようになっていますが、果たして極悪路でビードに泥を噛みこむのと、高速でパンクして一気に挙動が乱れてあの世行きと、どちらを選ぶかということです。平成クロカンブームの常識・呪縛を少し解除します。


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夏タイヤなので、今朝の出勤はおっかなびっくり。表通りに出れば雪はありません。


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会社に到着しますと、インド産スズキ車、バレーノが届いておりました。
インド産となればいつぞやのマヒンドラジープしか経験がありませんが、こちらは日本品質。むしろ浜松産より丁寧にも見える。このクラスが軽と同じではダメなのでしょうけれど、市場でどのように受け入れられるのでしょう。

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車内は圧迫感あり。狭く感じます。
新型アルトの時も思ったのですが、窓ガラスがデカくて遠いというミニバン的空間演出手法も終わりに差し掛かっているのか? 


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「馬鹿の大足」は取りに来られる方限定で譲渡いたします。

1/13追記:奇特な方に譲渡決まりました。


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黄色いノズルでチュウチュウと。
点火時期を遅角しても咳の収まらないご老体、最近のお好みは黄(ハイオク)と赤(レギュラー)の1:1チャンポンです。
レギュラーで能力を発揮できないより、チャンポンで力が出る方が、結果として食事代は安くつく。
毎朝の暖気は室内が暖まるまで10分以上していますし、坂道では容赦なくぶん回していますが、リッターあたり7.5kmと小食でした。



話は変わりまして。
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NHK号が無事にお嫁入りとなりました。
購入者氏ご持参の臨番はランクル向けの70-40でした。そう言えば、むかし私が乗っていたBJ44Vは横浜ナンバーの40-60とか、BJ46Vは46-51(ヨンロクこれ一番)とか、偶然ながら良い番号でした。

それに引き換え、画像一枚目を見てくださいよ。J20Cのナンバーときたら富士山の37-75ですよ。みんなが希望ナンバーで欲しがる37-76に1だけ足りない!!
剣ヶ峰が台風で少し崩れたら、富士山頂は3775mになりますよね。山体膨張は勘弁。




訳ありジムニーJA11C改

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再度、物件紹介です。

この訳ありジムニー、車検証ではJA11Cですが実際はV、つまりボディ換装車。
となると盗難車?大事故車?パチもん?いやいや、そうではありません。


【ボディ換装の経緯】

1・・・約5年前、JB31Wを幌に改造したい人がいて、程度の良いJA11Cを買ってきてボディを使った。
2・・・余ったJA11Cのフレームとエンジン等は捨てられず保管。
3・・・そこに「稀代の悪政・スクラップインセンティブ」のため程度の良いJA11Vを解体送りにせざるを得ない事案が発生。
4・・・バンボディはもったいないので降ろして保管。悪政犠牲フレームはJB31Wのドンガラを載せて溶鉱炉行き。
5・・・残った幌フレームにバンボディがドッキング。完成。

作業はDIYでなくプロが実施。それを前オーナーが平成24年に購入時、車検に27万円掛かっています。
アピオのリーフは元から付いていたようですが、それの公認申請やらタイベル類やら各部整備やら、いろいろ手を入れたようです。

平成6年前期型でエンジンは58PS、ヘタリが少なくパワーがあり、ミッションもしっかりしています。
アクセルON-OFFでスカーッ!プーシュカーッ!!っと鳴るなんとかバルブや社外マフラーを装着。もうちょい静かにして欲しいもんだ。

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車検が切れるのでしっかり試運転しました。乗り味はイケイケで血気盛んな感じですねぇ。
クーラーは移植されていますが、機関部は幌車ベースなのでパワステなし。パワーロスがないという風に捉えましょう。
後を走るのはG8092、京急からの中古車で、運賃箱を備えないシャトルバス専用車です。関係ないですね。



ちょっと分かりにくいかもしれません。
ボンネットだけつや消し黒です。なぜかここだけJA11Cの外板を利用。
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おっ、知らぬ間にV46V-NTT郡山スペシャルが修理から戻ってきているじゃないか!
いや、私がポンプ屋さんから乗ってきたのです。4M40電子パワーが見事復活しました。

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ホント、V46Vの錆びていない物件数の激減ぶりときたら。さほど高価でもないのに、国内に残らず輸出されちゃうんですね。
国内4WD市場において、貨物パジェロの良さ・実用性は認められていないようです。もちろんNOx・PMの問題もあるでしょうが、国内ユーザーの使用環境においてナナマルやVRGY60に劣るものではありません(と思いたい)。この車の話は、また後日。


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スタビライザー解除機構が付いています。
こういった仕様なんだから外しちゃえばいいのにと思いますが、車検の上で付いているものが付いていないとダメなのかな? 改造事情には疎くて・・・。悪路での酷使の痕跡は見当たりません。

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黒いシートは市販のカバー。室内は全般的に美麗、タバコ臭や体臭等なく清潔。大事なことです。

価格は現状ノークレームでスパッと買って下さる前提で、23万にTAX・R券でお願いします。
しばしば値引き交渉等される方もおられまして、その辺は中古車ですから応じちゃったりもするのですが、まず現車を見てからお願いします。
事故等によるダメージや修復はなくとも、中古車査定では当然「R点扱い」になります。ご承知おき下さい。

車検2年付き渡しもできます。積載車で移動したりの手間がありますから、工場に依頼の実費より高くなります。油脂類交換・点検整備付きで35万にTAX・R券・自賠重量税あたりでしょうか。名義変更はセルフサービスで。

お問い合わせはメールにて。

P27V/P23W/L043GV納車完了・JA22W腐食値下げ・入庫予定等々

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ここ一週間ほどの出入りです。
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ますはP27Vがお仲間の新型ナナマルに伴走され、お嫁入り。20年前の四駆話に花が咲く・・・。
まだ出る楽しいNOx・PM適合車です。



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関西から来訪のレンタル積載車の荷台には鯨が一頭。これを下取りにして山猫をご購入なのでした。珍しい取引です。

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48年式MS60、4MTで大きな腐れなし。でもレストアベースですね。
安価に出します、メールください。


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1年半も見ていた長期在庫、ホッとするような寂しいような。
とても気に入っていただけましたので、良かった良かった。ありがとうございました。

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パジェロを買い上げとなれば、パジェロ特集のキュリアスVol.6も同時に。
絶版なのに隠し在庫が・・・いやいや書店さんには出せないサンプル本です。


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懐かしの初期グリル、棒鏡、そしてセンターコンソールを潰したPTOレバーが素敵でした。


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先週の雪の日はJA22Wを乗り回しました。車検が切れる前に粗探し、K6Aの心臓発作を誘発させんとばかりに山岳走行です。しかし調子が良いことを確認して帰庫したのでした。

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何の媒体に使うか決まっていなくても、とにかく四輪駆動車は乗れるだけ乗って撮れるだけ撮ります。
価格は18万円・・・で継続しようと思ったら、見てはいけない物を。

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丸パイプのメンバーがボソボソじゃないか。ここが折れたらタンクが落ちる。溶接修理が必要です。なので、格安にするしかありません。
車両価格11万円(抹消渡し)にしますので、ご自分でどうにかできるという方は是非。

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本日のお客サンは電車でご来訪。松田方面から来て御殿場以降はsuicaで乗り越しできないという謎の運賃体系のため、NTTパジェロでお迎えに上がります。噴射ポンプ交換後はTD42のごとく目覚め、3Fのごとく吹け上がる。実に爽快な走りです。すると自動ミッションの変速具合に違和感が。
禁断のATF全量交換に出してみましょうか?それでATが壊れたらハズレくじ、直ったらアタリくじということで。経年中古車は博打です。それが嫌なら保証つきの新車をどうぞ。

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そして持参いただいた臨番でお持ち帰りです。先月の下見時にしっかり品定めしてもらっていますので、安心取引です。しばし一緒に走りましたがG63Bはアタリのようです。

このデリカ、滞留期間は短かったのに、妙に名残惜しい。本当は自分が欲しかったのかな(手遅れ・もう他人様のもの)。
でもNOx/PM適合の珍物件は規制地域内で乗ってもらうのが一番。田舎の人は天の恵みを享受し、ディーゼル車を満喫するのです。


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来週の入庫車。極上(らしい)のV24W・XGです。XPのアルミホイールが紛らわしい!!
なんだか長期在庫化しそうなモデルですね。
・・・在庫車放出が一段落したら本を作るって言ってたのに、つい落札しちゃった。


おまけ。
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さっき遊びに来た某氏の変なジムニー。SJ410とか413ではないですよ。SJ40Tです。

その他、数台ご紹介すべき案件があります。しかし長くなるので、次回の講釈にて!

















二代目パジェロのド初期・すでに懐かしの雰囲気

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届きました。
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平成3年式、つまり二代目デビュー年のV24Wです。それを迎え撃つのは二代目最終生産、平成11年式のV46V。

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さっそく検証をば。
まず鼻先を開けると、消耗品はほぼ手が入っていて、タイベルなんて数千キロ前に交換したばかり。数千キロ前と言っても平成24年のようですから、最近はほとんど使われていなかったのでしょう。
まだ書類すら手元に届いていませんから、元所有者が個人なのか法人なのかわかりませんが、ワンオーナーということでした。クリアハゲすら見当たらず、完全車庫保管だったはず。

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ノルマンディブルーのボディには青系内装が組み合わさります。古臭い感じです。
しっかしまあ、綺麗ですこと。車内はほぼ無臭、手垢やシミの類も皆無、お見事です。
オークション評価は3.5点のB/Bと、この年式としては最高得点に近い。当ガレージ基準では4.5点のA/Aとしたいところです、本当に。


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バンを見慣れていると、妙に大げさに映るワゴンのシート。

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XPグレードの軽合金ホイールを履いておりますが、正真正銘、当初の乗用ロアグレード車・XGです。
ガーニッシュやサイドステップなしで、素材色バンパー。もし幻のバイカルグレイ色だったら、私が手を出してしまいます。

この下のグレードはXLとXEで、ともに貨物登録のパートタイム式。XG以上がワゴンで、二駆にもできるフルタイム式です。
ワゴンは高額な税負担と引き換えに、首都圏乗り入れできるのが利点。

車検がたっぷり残っていまして、売れるまで足代わりにしたいと思います。
お試しで近所を走ると、タペット調整が甘いのと、スーパーセレクト4WDのインジケーターの反応が鈍いことが気になるくらい。105psになった4D56は滑らかで、純機械式オートマの塩梅は最終V46VのINVECS-2よりスムーズです。
あ、電格ミラーが壊れていますが、使ったことがないので不便は感じません。手で畳めば良いだけ。


でもね、内装色といい、へたったダンパーによる揺れ方といい、V24というよりL144に乗っている気分になるんです。どこか懐かしく、のどかな雰囲気。血気盛んでイケイケ感あふれる電制ポンプの4M40とは隔世の感があります。

肝心のお値段・・・いくら程度が良くても所詮V24のワゴン、本体40万では高いでしょうかね。

(3/25追記 ホームページ中古車欄に掲載しました)


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目を凝らせば落札価格が見える!? いや、見えますね。輸送費や成約料も掛かっていますので、この辺りでどうか。「すぐ乗れます」コンディションの割に、通常相場で買えています。


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今日は勢いでこれも仕入れようかと思いましたが、踏みとどまりました。
知る人ぞ知るヤマネコの珍機種、V47WGです。色も良いし、長尺なのに丸目なのも良い。でもロングの4D56では商売にはならないでしょう。



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さて、今年はカマド社が創業50年ということで記念誌を出すことになり、成り行き上その制作チームに入ってしまいました。いろいろな古写真が出てきて面白い。
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写真に日付が入っているので年代特定の手間が省けたと思いきや、平成4年式と6年式キャンターの写真に「87 2 22」なんて入っている。こはいかに? 



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場所は今と同じ。
四輪駆動車やバス・トラがたくさん登場すればキュリアスの題材にもなるのですが、さすがに乗用車ばかりです。

J30系用ウェザーストリップ再販・四駆小兎・リヤエンジン二駆・大涌谷噴煙

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小嶋商会さんがジープJ30系用のウェザーストリップ(各ドア用)を再販されましたので、ご紹介します。
なにしろ年数が経過して、どのジープもヨレヨレのクタクタで隙間風やら雨水は侵入するわ、ボンドでひっついていて剥がせないわで、オーナー諸氏に切望されていた品物ではないかと思います。

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寒冷地仕様の素材を用い、密閉性が高いとのこと。1台分19mで(そんなに使うとは知らなんだ)送料込み24700円。前ドア、後ドア、バックドアの単品販売(1400円/m)も可能だそうですが、このような経年車の部品をケチってもしょうがないと思います。直接注文が早いと思いますが、恥ずかしがり屋さんには当方で取次可能。

うちのはどうだったっけなぁと見てみましたら・・・。
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一度か二度、交換してあるっぽい。

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こんな「寝グセ」は要注意ですが。

しかしランクル40系にしてもJ30系にしても、ボンドで貼り付ける方式のウェザーストリップって厄介です。
その点、J20/40系は途中から差し込み式に変更されていますね。


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ここからは処分物件のご紹介。
まずはカマド社の下取車、白兎ちゃん。

17年式の女性ワンオーナーで内装も清潔なのですが、なんと鉄ブレーキやっちゃってまして。つまりローター交換必須。自走持ち帰りもちょっと厳しい感じでしょう、ゴギー!とか鳴っちゃって。
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車検は残っていましたが、営業君が「ナンバー持っていきますね」ということで抹消。

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私が新車販売している頃、特に登場時は「黙っていても売れる商品」で、今のハスラーみたいな存在でした。それを見たダイハツが、だいぶ後になって真似たカッコウの車を出しました。
グレードやら値段やら全部頭に入っていたのに、すっかり脳内クリーンナップされていまして、これがなんという機種だったか・・・いずれにせよHE21Sです。


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スズキの困るところは四駆も二駆も同じ車検証型式で、銘板のフル型式で区別するというところ。それでこのラパンのおケツを覗きますと、立派なホーシングが。
こういった足車系の軽四駆だと用途からして塩害が懸念されますが、ザッと見たところ大丈夫のようです。
ラテラルやそのブラケットに振動防止のウェイトがくっついていますね。外してみたい。


お次も難アリ物件です。初期型TV-1の手動変速車。内外装上々の逸品!!
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しかし残念・・・白兎よりもっと重症で、エンジンがダメです。近所の自走くらいはできますが、オーバーヒートを起こし瀕死の状態でレッカー搬入されているのです。車検は来年7月までとたっぷり。中古エンジンに換装するだけの価値はあると思いますが、実際にチャレンジしたい方はおられますか?来年度自動車税は負担願います。

価格は2台とも5万円にTAX・R券。2台まとめてならキリよく10万でどうだ!!
偶然にも、2台とも距離が10.1万kmです。

ウェザーストリップ、中古車ともにお問い合わせはメールでお願いします。



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一昨日の様子、けっこう水蒸気が多いな。ふたたび黒玉子が食べられるのはいつの日か。







社用車売ります TOYOTA製42Vの跳ね上げテールゲート車

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ヨンニーブイでリヤが跳ね上げ式で、しかもベンチシートで5速、ついでにNOx・PM適合で・・・。
ランクルマニアから「ほほほ、欲しい!」とか「そんなモデルないぞ!!」とか言われそうな。いや文字にすればそうなんですが、写真見てガッカリでしょうか?

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社用車のKR42V、昭和79年式です。走行5.2万km、車検は先月取ったばかり。今のところ不具合の腐食もなく、絶好調のビンビンです。
私もガラクタ運びやイベント搬入に活用した車でした。元は走行1万kmくらいの新車下取車で、紆余曲折を経て社用車になったのですが、もっと積載容量のあるキャブオーバー長尺車に代替となるようです。


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前席ベンチ、リヤシートなしの3人乗り、平床ジャストローの750kg積載。1800ccのガソリン車。
キレ良く回ってパワーも十分、ストレスの溜まらないエンジンです。配達にゴミ捨てに家出放浪にご活用ください。
23万プラス諸税R券でいかがでしょうか(相場からして激安のはず)。


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跳ね上げテールゲートということで、割と懐かし目な画像をば。
これも手放して6~7年くらいになりますか。いや、もっとかな?
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もうこんな老骨で勢い系の走りはできないなぁ。



昨日見たもの。
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レッカー部ご一行様が大型車牽引方法の研究をしているのかと思ったら、
なんと「ミイラ取りがミイラに」だったようで。


これも昨日。
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かまど社50周年記念誌用の「ご重鎮座談会」を開催。
昔の整備現場の話の面白いこと! ここには(記念誌にも)書けないムフフな話が連発。
プロペラシャフトの上で・・・とか、抜いたオイルを・・・とか。
あ~、こりゃ完全にキュリアス向けの内容だなぁとか思いつつ、そうはいきませぬ。



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さてウチのJ38、朝の暖気も10分以内になってきて、ジムニーサイズのジオランダーの相性も良く、
常に7.5km/L前後の食欲を維持できるようになってきました。
それでも通勤に毎日500~600円ものガソリンを燃やすのは無駄としか言いようがない。
ディーゼル車か小排気量ガソリン車(ついでにエアコンとパワステ付き車)の物色を
本気で再開せねば・・・と思いつつ。
こんなこと言ってはいけませんが車の購入って、車庫証明だ名変だ整備だと、
よほど熱意がないと億劫なことです。

幸か不幸か、目の前に候補車は何台もあるんですがね。




低走行スイフトHT51Sと、V46Vの内製電子オートマの輸血

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どうもツイッターが先行していますが、里親探しです。
平成14年のスイフト、ワンオーナーの1.7万キロの上物でして、ご高齢のオーナーさんからの処分案件。
しかしスクラップにするには惜しいので、営業さんにリサイクル券と諸税分で買い取り扱いにしてもらいました。
仕入原価を開示してしまったところで、どなたか3万円にTAX・R券でいかがでしょうか。リヤバンパー中央部に割れがある以外、当ガレージの感覚では内装含めて超絶美麗俊足快適マシンです。
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例によって近所用の下駄にしております。御殿場市街、昨夜の暴風雨でも桜は散りませんでした。

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内装清潔、タバコ臭カビ臭ペット臭などありません。M13Aはジムニーシエラに積んだ時よりスムーズに感じます。タイヤサイズ、走行抵抗の違いでしょうね。

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しかしエンジンチェックランプが点灯していますので、カマド整備工場にて電脳診断。
以前所有していた松田ジムニーと一緒で、O2センサーがダメと出ました。走りには問題ないのですがね、弱点ですね。そしてまあ、純正品の随分お高いこと。
センサーの分際で車両価格を上回るとなれば、やはり社外品か中古品がいいですね。


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市内ちょっと上のほうのバス通り。まだ桜は二分咲きでしょうか。

抹消現状渡し、決定後のお取り置きは1週間まででお願いします。

※4/9追記 スイフト成約です。



・・・・・・・・・・・・・・・

さて本題。
ちょこちょこ登場しますKC-V46Vの最終モデル、車台番号15xxxxx代の平成11年車です。
興味がある、ちょっと欲しいかもしれない、なーんて方がいるのですが「少々不具合があって、ちとタンマ」にしております。
いえ、噴射ポンプではありません、そこは直しましたので。
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私の大好きな機械式自動変速機、と思いきやこの年式はINVECS-2なる電脳ATなのですよ。あーもー、ミッションも電子制御かよ。
見分けるポイントはODスイッチのない7ポジションのセレクタレバー。グレードによってガチャガチャ動かすマニュアルごっこ的なレバーもあるようです。
・・・ここでシフトレバーと言っちゃいけません。自動変速の場合、アナタのハンドパワーが歯車やドグクラッチをズラすのではなく、バルブボディなる精密機器が油路を切り替えてシフトしてくれるのですから。

そんな御託はいいとして、この車、ある一定の踏み加減で3から4に段数が上がる時、ほんの一瞬トルクが抜けて、空ぶかしに似た現象が発生します。タコメーターの針が一瞬、最大で4~500rpmくらいフッと上がる感じでしょうか。
普段は出ない現象ですが、条件が揃うと「あれ?」となる。まあ、気付かない人もいるかもしれない、そんなレベルですが、どうやらINVECS-2自体、Y60サファリも真っ青のガラスのミッションらしいのです。電子制御系も疑いましたが電子診断は異常なし。感触からしても機械部分であろうと。

そこで、一か八かのATF全量交換、インターネット上でよく書かれている「過走行車はATFをいきなり換えるとぶっ壊れる!!」に挑戦してみようという寸法です。カマドの工場でトラブル事例は今までなかったそうで、まあ壊れるなら手元にあるうちの方がいいかなと。

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以前のアイシン製アナログミッションの頃とは異なる、三菱純正の指定ATFです。違うの入れるとヤバイらしい。今回は高級ATFチェンジャーによる全量圧送交換です。それでもトルコンの中などに少しは残るのかな?

結果から言えば、短時間の試運転の範囲では、完全ではないものの症状は軽減されました。4M40パワーの伝わり方も気持ち良い。
もしや今まで入っていたATFが規格違いってことはなかろうな。交換後となっては「?」ですが。

ATF全交換してからぶっ壊れるまで数千キロを要することもあるそうで、そこまででなくても、オイルがチンチンに熱くなるように、籠坂や乙女峠を全開で乗り回しましょう。

もっとも、16万km走行のオートマに新品なみの変速フィーリングを求めるのも、無理な注文かもしれません。そもそも新品のV46Vのオートマを経験していませんから比べられません。

よく中古車オークションに、公共応急作業車のパジェロで30万km走行なんてのがありますが、あのミッションって一度や二度は載せ換えてるんだろうな。






樹脂屋根山猫出庫・布屋根鉄板扉ジープ入庫・長箱と仔山猫試走他・・・

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まずは、程度が素晴らしいのに2年近くも当ガレージで惰眠を貪ってしまったこちら。
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海外流出でも部品取りでもなく、価値を認めて可愛がってくれそうな方の元へお嫁入り。
これからはニッポンの米どころで元気に走っていただきましょう。

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ご新規さん、なんとJ27Bですよ。喉から手が出る・・・の方もおられそうですが、珍しく高額物件になりそう。
出戻り車両でして、当初の様子が過去のブログにあるような記憶が。後日改めて紹介します。


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キュリアス12の題材。
ジムニーと比較して散々な言われようですが、実際はどうなの?という内容です。どうなの?の答えとしては、うーむやはり・・・なのですが、好き嫌いは抜きに良さも認めねばなりません。というか、私はどちらかというと「好き」なのです。

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あたかもJB23W軍団を率いてヒルクライム登頂!!といった絵面ですが、そんなはずはありません。過酷な地形をエスケープしただけ。


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試走前の点検では、エンジンオイルはカラッケツ寸前、フィラーキャップの裏はスラッジべっとり。こんな整備状況で、ボディの程度もよろしくありませんから、国内向け商品には適しません。ということで、惜しげもなくガリガリと走れるのでした。

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目指すものは違う、しかし目指す方向次第で一長一短。そんな当たり前の結論とともに、やっぱりジムニーってスゲェなと。


続いてこちらも長期お昼寝中の珍車、ヨンゴー長デリカ。ついにお嫁入り・・・ではなく、自走不能になってしまったので工場入りです。
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走りは予想外にマトモ。P23Vあたりに比べると実に乗りやすく穏やかなものです。調子の良さも予想以上でした。
これもキュリアス12の題材。もうちょっと走らせますか。


目下試運転中のヨンロクさん。
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禁断の過走行車ATF全量交換が吉と出るか凶と出るか?具合の悪いINVECS-2が直るのか、とどめを刺すのか?とことん走ります。

約1000km経過の時点では「吉」。何も起きないどころかダメな症状が徐々に改善しています。ただ、今まで3から4に上がる際に出ていた不具合が、2から3に上がるときに移行してきたという謎が・・・今後どうなるかですね。

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昨日、高速道路上で見たもの。方角からして災害派遣ではありませんが、こうやって運ぶこともあるんですね。
こいつのミッションも、エンジンが後期4M40ならV46Vと同系列なんだろうか。

世間があれやこれやと騒がしいので、三菱車づくしのブログにしてみました。











大先達、石川さんのこと

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我らが先達、CCVの石川雄一氏が逝去されました。21日の夜、お見舞いに行きました。お話はできない容態でしたが挨拶しました。聞こえてたかな。
同席した野鴨屋の二階堂さんは「テレパシーを送ったから」と言われていました。
翌22日の朝に息を引き取られたそうです。

クールでシャイな御大のこと。「お悔やみ申しあげます」なんて言おうものなら、凡人には理解不能な、捻りすぎて一周しちゃったようなジョークではぐらかされそう。それでも、ご冥福をお祈りいたします。

キュリアス創刊前夜から本当に本当に良くしていただいて、さらに時を遡れば高校生の頃「国語だけ」良い成績を取れたのはCCVのクロスカントリーノートの論調を真似たような小論文を書いてばかりいたから。おかげで進学でき、こうした仕事に就くことができたのだと思います。



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C3の取材中に出くわしたスタック車を救出。「コンチワもアリガトウもねえ奴だ!」と、御大。


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これも取材中の一コマ。自分でスタックさせておいて、人に(しかも取材車両オーナーに)肉体労働をさせ、自分は指示するだけ!


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ガソリンが漏れてやがるな・・・。こんなレンジを取材しようなんて、並みの評論家には思いもつかないはず。


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ピンツで下仁田に出かけてJ54の取材。ホント、このあとが大変だったんだから・・・。


CCVの読者だったころ、石川さんといえばおっかなくて近づき難い印象がありました。ところがキュリアスの制作で、怒られたり、上から目線でものを言われたり、冷たくされたことは一度もないのです。
そして、若造のやりたい方向を尊重して「あくまで手伝うだけ」というスタンスを最後まで崩されなかった。
車の構造や本作りの手法などより、取材先での心構え、車の評論はどうあるべきか、物事の本質はなにかということを、過去の失敗談やトンデモエピソードを交えて、いつも面白く雑談的に示してくれました。意外でしょ?

でも、最後にちゃんとありがとうございますと言えてない。こりゃ石川さんが駄目と言いそうなパターンだ。次号の原稿催促もできなかった。

頭の整理がついたら稿を改めます。

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御大は埼玉の猛暑でもエアコンに頼らないのでした。


テリオスキッド・J27B・XD9000とピンツのガードバー

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本社部門からお鉢の回ってきた案件です。
女性ワンオーナー禁煙車、内外装ピカピカ。背後の長物はC12の題材です。
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ターボのオートマ、4WDということで、高額グレード。車検は来年の聖夜前日まで、たーっぷり残っています。走行は7.9万km弱、試運転の結果も良好。

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同年式の7~8万kmの条件で過去相場を見てみると、グレードがごっちゃですが、こんな感じ。予想落札価格は35あたりでしょうか。でも車体を検証するとドアやらクオーターやら交換していますから、もっと安いかな。程度は良くても市場では「R点」ですからね。
保証なし、現状渡し、右から左、セルフ名変の即金決済ということで、蔵出し価格にて、どなたかお願い致します。


そして、こっちが当方の売り物件。ジーパー垂涎のJ27であります。
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実は出戻り車両でして、かなり前に土建屋仕様の休眠車を仕入れてきて、当時あったレストア工房にて仕上げ、新規車検を取得して納車したもの。
オーナー氏により、さらに細部を煮詰められ、新品パーツを奢られ、それはそれは見事なジープに。

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Bタイプ、冷房車、車検は暮れまであり、950登録済み。
オドメーターは以前の納車時点で7万km台で固着していた記憶があります。それを直してゼロリセットして現在2.6万kmチョイ。乗った感じも10の前半くらいでしょうか。こればかりは不明ですね。

ジープを理解して、しっかり管理できる方に乗っていただきたく、お値段はご相談の上で。
かつての注文書を見たら総額で「138」となっていました。ご参考までに。
しかし長期在庫化の匂いがしますなぁ・・・。

PS:ブログ画面右側の検索欄に「土建屋」と入れると、以前の姿が出てきます。


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こちらの電動巻上機9000型は委託品です。
24V仕様で、汎用ベッド付き、動作確認済み、見た目も良好のようです。予定を合わせて取りに来られる方のみ販売。6万円。

もう一基、昭和ヒコーキのPTOもありますが、PTO出力部なしの本体のみです。2万円。



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これはなんだ?

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なるほど、ピンツのガードバーでした。こちらは最近この車を入手したオーナー氏のご自宅(江戸)にありますので、直接のやり取りをお願いします。メールで紹介いたします。
欲しい方の限られる品物ですから、お値段はお安くなりそうです。


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こんな銘柄だそうで・・・ピンツやウニモグ専門のパーツ屋とは、そんな商売が成り立つんですねぇ、アリゾナでは。


以上、全てのお問い合わせはメールでお願いします。







J20C フェンダーランプ交換 商品化

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昭和46年式のJ20C、レストア時に部品が手に入らなかったのか、新しいタイプの(白/橙)フェンダーランプが付いています。
商品化するにあたり、またグラビアを飾るにふさわしい出で立ちになってもらうべく、古めかしさを台無しにするこれを、年式に合ったものに交換。

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倉庫を漁ったら2台分出てきました。どれも程度は良い。

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ネジが固着していたり折れたりはいつものことですが、なぜか手を血だらけにしながら作業完了。
ときにレンズの装着についてですが、グルグルのモールドを前方にするのが正解(上段)。
格子状のモールド(下段)は後方にして、散光効果によって斜めうしろからの視認性に貢献するのだと思います。ところが逆につけているオールドジープをたまに見かけます。
あれは意図的なのかな、ランクル40で丸グリルを天地逆にするみたいに・・・。

内部には真後ろに(運転手の目に)光が直撃しないような遮光板が設けられていますが、大半は消失しています。このランプも然り。

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雰囲気がJ20Cっぽくなりました。
なにしろ塗装がJ24Hの最終型みたいな色調なので、ちょっと若すぎたんです。

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なにしろワンテールですから。
しかし実用ジープでは後付けで橙ウインカーを追加した個体も見かけました。車線変更で怖いですからね。


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高値安定の(それでも最近は買う人が少ない)アストロンジープに比べ、希少価値はあるのに商品価値の認められにくいJH4やKE47の箱ジープ。50万といえば50万、100万といえば100万、値付けに悩みます。

レストア済みでも「微に入り細に入り」の仕上がりではありませんので、細かい部分にボチボチ手を入れながら乗る感じでしょう。すぐ走り出せる個体といっても45年選手です。
この年代特有の、2本のボルトで留まるミラー台座も割れていますので、倉庫を漁りますか。例のJ34をバラバラにしたとき(キュリアス11参照)の発生品が、どこかにあったはず。

・・・昭和40年代車は、錆びたとしても腐って穴が開いたりはしませんね。頑丈。


亀裂 3/4周くらい

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通勤号J38、急にベリベリ鳴りだしたと思ったら、フロントパイプ後端にぐるりと亀裂。この場所はマズい。走行不能の一歩手前。
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静岡ホビーショー出展終了

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ツイッターが先行して・・・といいますかブログでは出展の告知もしていませんでした。ご来場の皆様ありがとうございました。

模型とは繋がりのない当編集室・当ガレージではありますが、四輪駆動の自称コアな専門誌や古バスのネタ、あるいは弊社刊行の各種書籍は模型趣味と重なる部分もあるようで、毎年出展しています。

それでもくろがね四起や、カマド社長のシュタイヤーなどは模型趣味人からしても興味津々な内容のようで、ここはやはりミリタリー路線に分があるのかなと。
純民生型四輪駆動車や、中途半端に古いバスあるいはトラック等も、もっと盛り上がると良いのですが。

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イベントで毎回思うのは、初期のバックナンバーを大量に保存しておけば良かったということです。ま、ないものは仕方ない。
値札は業者日のもの。


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ブース横では、日本内燃機の記録映像を織り交ぜた動画を流しっぱなしにしました。


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ツインメッセ会場へは、しずてつジャストラインが臨時便を大増発。たぶん土曜日にしか充当されなかった呉羽に乗れた貴方はラッキーです。
さすがに今回は、このバスにカメラを向ける人、走ってくるのを見て絶叫する人が多数(?)見受けられました。


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毎年自衛隊車両も展示されます。なぜ旧型を持ち込んだのか?ゼッタイ意図的だろう?と。やはり高機動シャーシーより遠目にも「シュとしている」のです。

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さすがにこちらはジープではなくパジェロ。


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呉羽激減の理由はこれ。復刻塗装の新車です。
白帯の車体表記が「静鉄バス」なのが良い。もちろん通常の位置に「しずてつジャストライン」と書いてありますが。

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新車はピンクちゃんと緑ちゃんがあるようです。MP38とP-規制の呉羽君が並ぶ姿を見ることができるのは、全国でも少ないか皆無かと。

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今回の遠出で乗り納め。16年式ガソリン5速車です。
以前ブログで里親探ししましたが反応がなく、輸出ブローカー氏に声をかけたら10万円なんて言いやがる。で、もったいないので、もうチョイくらいのお値段でどなたか。

久しぶりにこれで静岡3往復して思ったのは、高速安定性の素晴らしさ。パジェロロングとかハチマル/Y60サファリよりも上です。
サクシード/プロボックスやADバンが高速でエラクぶっ飛ばせるのは有名な話ですが、こいつもなかなか。スポーティ風なセダンとかコンパクトカーより良いのは、あるいは同じボディのミニバンより良いのはなぜなのでしょう。それに引き換え、デリカバンの手に汗握ることよ。

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規格ヘッドランプというのも、そろそろ絶滅危惧種ではあります。ヘンテコなキラキラランプより明るくて、配光も優れているのですがね。



(CURIOUS-ZINE 002より)
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出展中に買い取り話を頂戴したジープのこと。
J24とのことだったのですが、9人乗りでガソリンで・・・なんて話が進んで、そりゃまさかJ47ってことはないにしても、J46でしょう?と。
そこで近日査定に行くことに相成りましたが、あとからJ32と判明しまして、うーむ。
希少価値と金銭的価値の乖離が著しい車種であります。ほぼワンオーナーで程度は良さそうなのですが、KE47やJH4の悲しさです。

これでも簡素なパジェロV46WG絶品な一台

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昨日ツイッターでお伝えしていますが、こちらでもご紹介しましょう。
地元法人ワンオーナーのY-V46WG、平成6年3月製ですから4M40搭載車としては初期のもの。

従ってクソ力の電制ポンプでもなければ、ミッションも内製のINVECS-2ではなく信頼のAISIN製。まだオプションだったABSも非装着でエアバッグもなくて、こう見えてアナログな内容です。
ただしオーバーフェンダーにメッキグリル、毛の生えた内装や電動窓は標準装備。そして壊れた電動ミラーが付属。隣に並んだ、中身は電子化されども貧相一直線の最終型V46Vとは異なる味わいです。

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なにがなんでも細タイヤが良いとは申しませんが、やはりルックスとか軽快感とか足回りの負担を考えると・・・。
こんなワイドタイヤについて、硬派マニアは百害あって一利なしと言います。私は時に五利っくらいはあると踏んでいますが、どうでしょう? 

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このデカいルーフラックは純正アクセサリーかも。「PAJERO」のロゴが入っています。
各種撮影用や天体観測、野生動物の観察、あるいは日焼けサロンごっこや塀越しのバス車庫覗きにモッテコイ。恰幅の良い方の場合、ルーフドリップやリヤゲートの損傷にご注意です。

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おや、ポチポチ式のオートエアコンなんぞではなく、ガチャガチャ式ではないか!! そして機能も健全で良く冷えますのう。今の季節、大事なことです。

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後席用も当時流行ったデュアルオートエアコンではありません。それでも前方からダクトが延長されるだけのV46Vより豪華です。

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これねぇ・・・ほとんど使うユーザーのいなかったサードシート。でもこれがないと売れない。
バリエーションを増やしまくったパジェロでは、エンジンを4D56にグレードダウンして、サードシートも省いて、しかしオーバーフェンダーは装備という不思議なKD-V47WGという機種がありました。たしかショートと同じ丸目ライトで。

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サードシートのおかげでこれができたのも事実。キャンパーキットに比べればデコボコしていますが、これができるかどうかで売れ行きも変わったでしょう。
失敗したのがテラノ。そしてシートに頼らず床で寝ることのできたサーフ。まあ、サンバーでもエブリィでも寝ることはできます。


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機械式噴射ポンプの4M40ってポンプ不良とか黒煙の問題とか色々言われていましたが、どうなのでしょうね?
乗用車しか知らないユーザーには「噴射ポンプという部品」が壊れて15万円也とか、へたってくると黒煙が出たりとか、我々にとっては当たり前のことも不満として出てきたのではないかと思います。猫も杓子も四駆四駆・・・の、末期の時代のお話です。

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この個体は乗用車ユーザーのオモチャではなく、働く四駆として使われていました。地元財産区林の見回りに、四輪駆動の能力を遺憾なく発揮した勲章つき。

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とはいえ、クロカン遊びの代償のような痛々しいものではなく、山道で使えばこうなるという程度。だから腹下や駆動系はまったく傷んでいないのです。


乗ってみると、とにかく調子が良い。滑らかの一語に尽きます。そしてカチッとしている。
それはそのはずで、この距離にして車検ごとにしっかり整備をしています。
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だからと言って、Y60サファリやHDJ/HZJのハチマルみたいに、とことん頼り切れる感じでもない。
そこが見掛け倒しとまでは言いませんが、ドッケンRVの弱い部分。だったらもう少し軽けりゃと思うのですが、ホント重いんだよなぁ。2トン超えですよ。

この車と、すっかり調子の良くなったKC-V46Vは中古車ショッピングカートにアップしました。
正直なところ、価格は適正かわかりません。これでは売れない気もするし、相場を逸脱する廉売もどうかと思いますし、その辺は・・・。







最終型で初代を見に行く旅【S47年式ジープJ32里親探し】

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いや、旅ってほどではありません。
本日の足は26台プラスアルファしか生産されなかった幻の長幌ジープL-J47。タウンエース亡き後の営業車としてしばらく働いていただく予定の、ネタ兼・売り物です。しかし売り出すのは先のことでしょう。そして多分、高価です。
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向かった先は伊豆っ箱の元西武電車や富士重8Eが走るあの街。20数kmのショートトリップですが、鉄板ドア式ジープの窓を通しますと違った世界が広がり・・・ませんなぁ。最近は20/30系含めてジープしか乗っていないのです。サンバーとかジムニーとかパジェロミニとか、もっと気軽な下駄があれば良いのですが。

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こういった感じで撮っていると運転士さんにジーっと見られたりするのですが「カメラ向けられてるぞ」と思われるのか「あっ40系だ!!」と思われるのか・・・もちろん前者でしょう。行動自粛します。


依頼主(車両オーナー)との待ち合わせは、物件を預けてある整備工場。この屋根下に、件のジープは何年も置いたままになっているそうです。
初めて行く場所、会う人のところへは30分前到着が常です。慌てるとロクなことがないので。でもそうすると時間を持て余して、散策とか言って近所をうろついて、結局のところ定刻到着になる。
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思ったより広い場所に鎮座していたのは、概ね予想の範囲を逸脱しない状態の後期型J32でした。
聞くところによれば、ほぼワンオーナーらしい。名義は「芝生屋さん」で、もちろん書類は出ます。
今でいう富士山ナンバー地域の登録なのですが、当時の静岡ナンバーが付いていて、御殿場・裾野地域でも引き継ぐことが可能です。もう1~2年古ければシングルナンバーだった!!

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ペロリと敷物(ダンボール)をめくれば腐食は少なく、良好なバスタブ(という表現はランクル風ですか)。カウル周りは多少パテが入っていそうな雰囲気でした。

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座席を張り直したり外装を仕上げたりしていますが、結局車検を取らずに眠ってしまったようでした。
鉄板は大丈夫でも、ペンキやビニールは経年劣化でガサガサのビリビリだったのでしょうね。純正ではありませんが幌も新調されています。

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ということでオリジナルにこだわる方にとっては満足行かないかもしれない、ざっと仕上げ済みと言った代物。
しかし、普通に考えたら綺麗な部類で、やはり長期保管では雨に当てないのが一番と痛感します。

肝心の機関系については、1年ほど前にガソリンを直接ホースで供給して始動したそうですが、クラッチが抜けて移動ができなかったとのこと(工場主談)。おそらくブレーキも同様でしょう。
車検は平成11年に切れています。あー、スパイクタイヤでは車検はダメだな・・・。

本気で検討される方にはまず画像でじーっくり悩んでもらって、「よっしゃ買うで!」となったら現車保管場所に案内、もしくはオーナー氏を紹介します。そんな具合で、写真を山ほど撮って帰途に就きました。
金額は「とりあえず60あたりから告知しましょうか?」と私から提案しましたので、その位か、あとは交渉次第でしょうか。
お問い合わせはメールにて、お名前・所在地を明記願います。

次回、もう少し詳しく画像を並べて検証してみましょう。













ジープJ32詳細

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前記事の予告通りに。

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初度登録47/7ということで、3速コラムミッションはギリギリでオール・ノンシンクロと思われます。

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横から撮らねば、この長いジープは。

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乗っていないハリケーンの常で、燃料ポンプもダメになっていると推測しますが、どうでしょう。ポリタンとチューブによる直接供給では始動できたそうです。

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綺麗な運転席。剥がれたコーションプレートはグローブボックス内に入っていました。オドメーターは6万km台。用途からして、たぶん実走でしょう。
個人的には、この助手席側が狭い分割ベンチに懐かしさを感じます。最初に買った車がJ22だったのですよ。3速コラム車はフロアトンネルの上がフラットでイイ感じ。

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ランクル40なら真っ先にチェックするクオーターパネルの継ぎ目。ジープの場合、傷んでいる個体は少ない。それ以前の事実として、昭和40年代車は腐りませんね。アストロン時代はダメ。

ランクルも同じです。FJ/BJ40は雨ざらしで平気でも、BJ41とか42はグッサグサ。錆び始めてから形が無くなるまでの期間が異様に短い。むかし見た中では、車齢8年くらいで土に還りそうになった個体も。
酷い品質の鋼板です・・・たとえオンボロだとしても、今でも走っているアナタの愛車は奇跡なんですよ。

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型式問わずジープの泣き所のひとつ。ハットチャンネル上に鉄板を当てて直した痕跡が見て取れます。

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ここも泣き所。朽ちる前に処置をされたようです。また水が溜まればアウトなので要対策。

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ふそうのタレゴムがまっぷたつだ! 骨組みは頭からおケツまで非常にしっかりしているなぁ。

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車台番号ヨシ! フロアパネルもヨシ! マフラーかろうじてヨシ!

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カウル周りは泣き所でもないのですが、手作業で組み合わされたパネルの継ぎ目から錆びる場合も。
この個体は継ぎ目がパテで滑らかにされている箇所があって、若干の傷みはあったんではないかと想像しますが、周囲の様子からして全塗装時に気まぐれでパテを入れてしまったような気も。
画像で凸凹しているのは堆積したホコリですから気にせぬよう。


ブログでは小サイズの画像でアップしています。ご検討の方には大サイズ画像や他画像も提供できます。
ご連絡はメールにてお名前等を明記願います。


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J32って、キュリアスではVol.4で前期型の架線保守車を取り上げたっきりです。この個体も、もう無くなっているとの噂も。

通勤路の40ミーティング

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今朝の出勤途中の様子。自宅から15分くらいの場所・・・
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「消える前のろうそくは明るい」の刹那的絶好調なJ38の前を行くのは、富士急シティバスのエルガミオ回送車。客を乗せていないバスってすげぇ速い。ここはほろほろ鳥やらイノシシの鍋を提供する「巻狩の御宿 大野路」の前です。

その建物の裏のキャンプ場では・・・
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今回、馬頭塚から会場を移した40ミーティングEASTがゲートオープン(7:00)直後でした。

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四方八方から数多のランクルが集結・・・するにはちょっと早いんですが、遠方からの参加者が続々と。
お天気よろしく富士山もきれい。でも風が結構吹いていますね。

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とりあえず会社に向かうべと国道469号を進みますと、道端(自衛隊の演習地)でボンネット開けてるランクル。見たことある車だな~。あとちょっとの所で壊れたのか?



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私も朝から露店などやらせてもらおうかと商材の準備はしていたんですが・・・

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そして半分は積み込んだんですが・・・

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20年以上前から隠し持っていた品。BJ44Vのゴム類、純正新品。これも処分したいのですが・・・

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あさって入稿のこちらの企画がスタック寸前だというので、会社から出るに出られない缶詰状態になっています。ブログ書いてないで、早く片付けなさいという感じですが。
あとは岩瀬さんと山口くんと内田ジョームに任せるかな、そうしよう。でも今日中は無理かなぁ。
今から編集後記書きます。

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昭和59年頃のカマド社のチラシ。SJ30にフリーハブが付けられるようになった頃です。
電話番号なんて頭が一桁の「2-2854」ときたもんだ。


40ミーティングEAST 2016他(カマド社の記念誌は校了)

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一週間遅れのリポートです。でもキュリアス12では半年遅れのリポートかもしれないので、これでもリアルタイムのうち。ざっとお送りいたします。

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今年からの大野路会場は馬頭塚より狭いので芋洗い状態なのですが、
これが幸いして各キャンプサイトが接近して楽しい感じ。
以前「四駆がらくたスワップミート」を数回ほど主催して思ったのは、
会場は広すぎるより適度に密集していた方が盛り上がるということ。
運営スタッフの皆さんは心配していたようですが、この場所イイじゃないですか。
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恒例のコンボイは、私もよく撮影に使う場所でした。

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DVD/スチル撮影班(なんてないけど)のロケバスはJ20C。
今年はヨンマル以外のコンボイ参加がなかったので、
ハリケーンエンジンの扇風機サウンドで存在をアピールしておきました。

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ところが、三菱車の応援が国から行われました。

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この青41はスタッフカー。アンダーパスは格好の撮影ポイント。

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仕事に限ったことではありません。
個人的趣味でもこの場所は撮影ポイントになります。
年に一度だけ、この場所を古バスが通過します。

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国道っ端にJ20Cを停め、丘に登ってカメラを構えますと・・・

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こんな風に一台一台撮影できます。
コンボイ中でひときわ輝く(実際は輝いてない)ボディ表面が苔むしたFJ40。
ポンコツ風情がよろしいですな。

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ずいぶん昔に仲介をしたBJ42V-MCMが、正式にNOx・PM適合車として登録され、
首都圏ナンバーを付けて元気に走っていました。
そして前オーナーS氏が別のBJで参加されていたので、感動の再会を無理やり演出しました。


このあとJ20Cは盛大な雨漏りが発生し、サビ防止の観点から急遽車両交換と相成り・・・
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・・・「防水仕様」J38にて大野路に再入場。
ワンメイクって意味を分かってない悪い参加者だなぁ。

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すっぴんの美しい個体も、再び増えてきたような。

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横浜の会長さんの FJ40V、技アリ!
これ、わかりますか?

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翌日、海外からのミーティング参加者が当ガレージに来訪。
FJ40やパトロールをはじめ日本製四駆をたくさん所有するマニアの方で、
タフトなど何台か選んで帰りたいとのことでした。
・・・が、稀少四駆の海外流出は当ガレージの内規で固く禁じられています。
アイキャンノット エクスポート ビカーズ ベリベリレアカー イン ジャパンであります。
せっかく来たのだからと色々とお見せし、近所をJ27で走ったりと楽しんでもらいました。

個人が海外のマニアに愛車を譲ることは、第三者がどうこう言うべきではありません。
国境を越えて価値観の合う好き者同士なら尚更。
ただ、自動車屋が商売として、国内に残すべき個体を流出させることはどうでしょう?
海を渡ってしまったら、日本に戻ってくる可能性は、我々が乗れる可能性はゼロに近くなります。



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 さて目下大活躍中のJ20Cのこと。この車はキュリアス12のお題でもあります。
画像は乙女峠まで全開で登ったときの水温、ちょっと高いな。
チビチビと手入れして、入庫時より調子が良くなっていますが、もう一息です。



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社用車タウンエース、里親探しにどなたも名乗りを挙げず、まさに「片道切符」の輸出です。
こういった車種でも、いつか国内に残したいと切に願う日が来るのでしょうか。
次の社用車は、当面J27かパジェロです。

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そしてこの長デリカも買い手がつかず海外に・・・

なーんてことはございませんで、HPから削除したにもかかわらず、水面下では引く手あまたでした。
「取材に使う」「自分で乗りたい」etc いろんな言い訳はありましたが、
価値をご理解いただける読者さんの元に嫁ぐことになりました。
北海道から仕入れ、また戻って行く、寒冷地仕様P45Vは北の大地が好きなようです。



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売るぞ売るぞと言いながら、なかなか手放せないこいつ。
先週から若作りのお靴を履いています。
しかしホイールは今風でもダンロップの下駄山ですから、伝統的なお履物なんですね。
転がり抵抗も大きいのに、直近の燃費は7.8km/L。4G53は捨てたもんじゃない。

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これは一昨日のできごと。
くろがねのエンジンの火入れ式でしたが不発に終わりました。
ベテランの見立てでは、クランキングパワーが足りないというより、火花が弱いとのこと。
明日、相模原の工場に搬出され、シャーシーに載るそうですよ。

J38錆止め、青箱旅立ち、キュリアス12本格着手、カマド社50執念もとい周年、

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twitterをチェックされている方はいろいろご存知と思いますが、当ブログでは40ミーティング以来ごぶさたになっとります。2週間くらいは色々あって短期記憶が順次消去されていますから、覚えている範囲の近況報告でご容赦願います。



まずは一番大きな出来事から。
うちのJ38の簡易レトロフィット仕様のクーラー、ぶっ壊れているものだと思い込んでいましたが、夏に向けて「一応、念のため、ダメもとで」ガス補充をお願いしましたら、冷えること冷えること。新旧ガスの圧力の関係で目一杯入れちゃうと配管が弾けてしまうので腹八分目くらいにしてもらいましたが、冷えます。
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変換口金が黒い樹脂状の物質でカチカチに固まっていたのが謎です。レトロフィット用のコンプレッサーオイルってこんな色なのかな?
カチカチといえば、友人と「win-winとかステークホルダーとかの言葉をシタリ顔で使う奴はキライだ!!」みたいな話をしていたら、友人の同僚(女性)が「win-winの関係」を「カチカチの関係」と訳して、じゃあウェットな関係はどうだとかお下品な方向に転じるのでした。

それにしても冷房が効くというだけで、こうも稼働率が上がるものか。
今度こそ手放そうと思っていたのですが、冷えるなら手放せません。用足しや取材に長距離を乗り倒すのも勿体ないし不経済なので、下駄車を探しているのは変わりないのですが、ジープ(またはジープっぽい車)って1台手元にないと駄目なのだと「モーいいだろう、イヤまだ」的な、我が心の葛藤に答を出しました。最近、下駄山を履き始めたことも良い気分転換でした。

そこで、現役続投のためか、しばし休眠のためかは不明ですが、久しぶりの錆対策(予防措置)を。
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大掛かりなことはしていませんが、多雨地域の露天保管かつ塩カル散布地域にも関わらず、5年乗っても腐食はあまり進行していません。

程度の良かった車を数年でグサグサにして途方に暮れる人を見かけますが、ツボさえ押さえれば簡易な処置で何十万円もの経費節減効果が生まれることを強調したいと思います。

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とか書いておきながら、内張りはぐった中の二つの丸穴がJ30系の急所に通じているとは知らなんだ・・・。
ここをメンテナンスホール(吸出口・注入口)として活用しましょう。掃除機はともかく、エアブロアは必須の道具。

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フロアパネルの各種部材との重ね目や、ハットチャンネルの内部、スポット溶接の隙間は入手直後に徹底処理しましたので、上吹きのみで完了。この車、未再生なのでオンボロに見えますが、健全な躯体を持っています。
むしろ問題は機関系に集中してきました。日常用の経済車を欲するには、そういった理由もあります。

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ここは数年前に突っついたら穴が開いて、こりゃ進行するタイプの錆だなと心配しましたが、広がってはいません。
鈑金に金をかけるのは意に反しますので、再度処置をしてテープ貼れば完了。
こうして自然に枯れゆくことを「エイジング」と呼び、その渋さと30系らしい愛らしさをインテリアの世界では「シャビーシック」とも言います。あ、カタカナ言葉だ。

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最近入庫した希少種J27HBは適切なお世話をされてこなかったようで、哀れな姿。フレームとエンジンは健全なのに、ボディのせいで価値がガタ落ち・・・これが昭和50年代のジープやランクルの標準的末路なのでしょうか。

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そんな中、お気に入りナンバーワン在庫車が旅立って行きました。私が乗るつもりなので・・・とか言いながら商談を遠ざけ、コソコソと世話しながら囲っていたP45V。巡り合わせで縁談がまとまりました。車屋としては喜ぶべきことですが、これが出て行ったのもジープ続投の理由なのかなぁ。


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こちらはパジェロミニの撮影。案外、足が動くもんですな。当然ですが実際の悪路ではここまで行きませんが。
自動車誌の出版社(一応)でこんな機材持ってるところは少ないはず。


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こっちは下回りの撮影。出版社(一応)でこのような「下回り撮影スタジオ」を持っているところはないでしょう。このJ20Cは先出のJ27HBよりはるかにお肌つやつや、走りもすこぶる健康体です。こいつが冷房車だったら危なかったかも。


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こちらも下回り撮影完了。整備工場の定休日は私の繁忙日です。このあと、使うかわからない J47とV24Wの下回りも撮影。もうなんでも撮っちゃうぞ。


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打って変わって、ついに完成したカマド社の50周年記念誌をお見せします。
本誌デザイン部門は古写真の蘇生を手伝ったくらいで、本篇レイアウト作業を担当したのはカマド社総務部のイワセ女史なのですが、私が書いたページはキュリアス的になる。これ当然。

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卒業文集を持って担任のスミコ先生と記念写真を撮るのはカマド高校3年3組出席番号1番の赤木君・・・という演出。
珍しくネクタイ姿で、先週土曜日は祝賀式典でした。本当の卒業式は紋付き袴でした。制服もない高校でしたのでね。おかげで23年経った今でもネクタイが上手く結べません。

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いいぞ鏡開き! この歳で初めて生で見たかもしれません。三脚と脚立積んでJ38で来ちゃったから飲めない。

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会長夫妻を囲んでお嬢さんたち、および元お嬢さんたち。その違いはレンズを向けた時のポーズでわかります。わかりやすいな・・・。


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戦い終わって疲労困憊、浜に打ち上げられた魚のように青息吐息の内田さん。すなわち常務であります。お仕事大変ですね~。



まだ続きます。長いです。これは先週出かけた県内某所。ジムニーの撮影ではなくロケハン。
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クーラーASSYを新品に入れ替えましたので、もう下痢になりそうなほど冷えます。
ホント、冷房って大事だわ。冷房のない古四駆の皆様への当てつけじゃないですよ。



日曜は大宮の鉄道博物館へ。当初は物見遊山のつもりで計画していましたが、正式な撮影申請を出して、真面目な仕事となりました。
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この書架に様々な重要事項が・・・。続きはキュリアスVol.12で!!

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腹下のターンテーブルを使う、実際の様子を見るのは初めてでした。


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なるほど、同じ動き!















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