以前から下駄代わりに使ったりしていた平成5年式のLBYD21。
当ガレージも世間様の波に乗り遅れまいと「増税前に是非お求めを!」という鋭意売り出しキャンペーンをいたします。肝心のキャンペーン内容は決まっていませんので、ご検討の方がおられましたら、その場で何かサービスを考えます。
ホームページにもここ数日で何台か新規掲載していますが、来週再来週にも3台ほど北海道・山陽・中京地区から入庫します。増税にゃ間に合いませんが、乞うご期待。とはいえ、現状渡しが中心の当ガレージにおいては、タックスが3%上がったところで大勢に影響はありません。そもそも委託車両では非課税です。
「L043Gパジェロトップ号」が入庫して以来、下駄車の地位を奪われていたので、久しぶりに始動しようと思ったらバッテリーがアウト。寒冷地仕様で95D31Rが2個、フロントオーバーハングの過剰な重石ですが、納車時には新品を付けます。
充電したら難なく乾いたアイドル音を響かせるわけですが、コイツの場合タペットのチキチキ音が過大です。でも、ヘッドカバーの「NISSAN DIESEL」の文字で全てを許してしまいます。
少し前に来訪された、この物件の対極にあるようなシンプル化されたテラノ(VG30Eの最終5速車)と並べて・・・
なぜ日産は、シンプルな良さを自ら殺すようなグレードを設定したのでしょうか?(そのほうが売れるからに決まってるか)
どうしてもオーバーフェンダーがカッコいいんだというゲージュツ的センスをお持ちの方でも、細タイヤ車と乗り比べれば考えは変わると思います。特にテラノは酷使すると前足がヒッチャカメッチャカになる危険性を秘めていますから、ホイールオフセットが外に行くのもよろしくないと思います。
車両詳細はHPでご覧ください。
ところで、テラノの延長線上にある、最近気になっている車種、地中海の風のこと。
ニッサン・モトール・イベリカといえば真っ先に160サファリの生産継続車、RD28搭載の162型を思い出すのですが、その流れを汲んで・・・いるかは分かりません。
日本向けロング車のR20は腰の辺りにモコモコの樹脂を張ってあり、重量もテラノより重く、3列シートが付いたというだけのメリットしか感じられませんが・・・
・・・ショートのKR20は、テラノⅡに近い姿のまま、日本でも発売されました。後期型は電子制御化されたTD27でパワーが出ているらしいのですが、乗ったことはありません。ABS不具合で危険な目に遭ったユーザーがいるという情報もネット上で見聞きしますが、どうなのでしょうね?
いずれにせよ電子とかナントカセンサーというのは古くなると怖くて、自分の車の制御には介在させたくない要素です。
それなりに売れたのかR20は「いつでも探せる」中古流通物件数ですが、KR20は稀少です。いずれも日本向けには自動変速しか設定がなかったのが悔やまれます。
テラノの後足でショートホイールベース、クロカン能力はJ-TOP以上でしょう。理想はCCVに掲載されたガソリン4気筒の5速車(あちらモデル・テラノⅡ)でしょうかね。