キュリアス13の林道紀行記事中でも同じことをやっていますが。
明日は所用にて、県内とはいえ山岳路を数時間走りますので、減りまくるオイルの補充などしていましたら、アッパータンクに不吉な緑色のお湿りが。
もうこのラジエターはダメだな。内部がガビガビなのでしょう。予備のラジエターは持っていますが、今から付け替える元気がない。
漏れ箇所はアッパーホースに隠れたキワドイ位置なので、一旦ホースを引っこ抜きます。このホースとて絶版になってしまいました。乱暴にコジってはいけません。
この辺から滲み出るので、ワイヤーブラシで表層を剥ぎます。
冷却水が入ったままの作業では、熱を奪われてハンダが効きません。数リットルほど抜き、再使用のためバケツで受けておきます。こういうケチなやり方が結果として悪い結果を招くのかな。
それでも電工用のハンダは出力不足なので、ガストーチで補助します・・・手元が狂い、危うくクーラーのホースを溶かすところだった。
一応、完成。たぶん成功でしょう。
出先で漏れ出しても、冬季ならキャップ緩めて圧を掛けないで走れば平気と踏んでいます。
こちらは前回の(キュリアス13の記事中の)やっつけ箇所。仕上がりが雑ですが、以来3ヶ月、漏れの再発はないので、まあ成功だったのでしょう。
強酸性のフラックスを垂らしてしまったファンシュラウドが、洗ったのに錆び始めています。油でも塗っときますか。
導入後6年、こんな場当たり的な修理を各所に繰り返し続け、そろそろ根本的なリフレッシュが必要になってきました。
ラジエター~キャブレター~ハブ周辺~ペラ~サスペンション・・・という順序でしょうか。
エンジン本体(ピストン/シリンダー)も、これ以上の磨耗は避けたいところ。油脂の管理しかありません。
翻って車体については、厳重な防錆処置を施しているので露天駐車の割に腐食の進行は遅いようです。
コストの点からも、風情/雰囲気からも、未再生スッピンボロのままで押し通したいもの。レストアという選択肢はありません。
とにかく、この冬を乗りきるところから。
「廃バス見聞録1」の発送が続いています。ありがとうございます。
昨日は集荷が来なかったのか、あるいは積み忘れられたのか、本社事務所の郵便物集積所にゴッソリ取り残されていました。
昨日の時点で「本日発送します」とご返答差し上げた皆様、申し訳ありません。一日遅れています。
本日13時までにご注文の分とともに「本日こそ発送します」となります。
前回のブログで告知したキャリイ、さっそく見に来られる方がいるので乗り回したら、ヘッドカバーの辺りから垂れたオイルがエキマニに垂れて、焼ける匂いを発します。おそらくタペットカバーのパッキンか、デスビの刺さり部分からの漏れ。
う~む、と思いながら運転席のステッカーに目をやると「0-20」なんて不吉な数字を発見。
その前のステッカー(右側のほう)は、ちゃんと「5W-30」ですが、どうなってるんだい?
こんなミシン油みたいなオイルを入れたらいけません。
ジムニー屋の山口君にこのことを話し、50番入れたら治るかな?と聞いたら、回転が重くなるからやめたほうが・・・とのこと。ならばと手元に40番がないので、30と50のチャンポンで一杯ぐいっと。
半信半疑の漏れ止めケミカルも入れてみます。
ここ数年、0W-20のユルユルオイルを入れて、エンジンを焼き付かせたランクル(B系)やジープ(アストロン系)の話を複数例、耳にしています。
ガソリンスタンドやカーショップで勧められたと言っても、それはたぶん自分も悪い。恐ろしい話です。
再掲の売り物件。
J53のクロカン仕様、車体に腐食ありますが、距離の少なさやM8274がウリです。
このスポーツターボは中古車欄にアップしてあります。本当に良い車です(状態も、性格も)。
かろうじて検残あり。
明日は書籍発送お休みです。