やっと夏タイヤに交換してスムーズで快適な走り。クタバリ損ない車の称号を与えた割に横浜往復も難なくこなし、その後も数日間大禍なく過ごしましたが、今朝の通勤時に違和感が。左前輪の空気が足りないようで擬似ニーリング状態、左ドアの乗降性が向上してもありがたくないのです。
トレッドやサイドウォールを観察しても釘や亀裂はないので、ムシがダメなのかビードに何か噛んでいるのか。
スローパンクチャーだとしたら、相当なスローっぷり。漏れ箇所特定をいたしましょう。
バルブもOK、ビード外側も水をかけて10分ほど観察しましたが何も起こらず。スキマは裏側にありました。
エアー高めに入れて5分くらいして、ようやくプクっと一発、続けざまに二発。それっきり。
こういうのって、クロカンしていなければタイヤを組んだ時のビードの掃除不足なんだと思いますが、あまりにスロー過ぎる漏れだとタイヤ屋さんに文句を言うタイミングを逃します。
ジムニーのタイヤっくらい手組みでやりやがれと言われそうですが、ある道具は使います。完全に落とすとバランス取らないといけないので、問題の箇所だけジワっと。当ガレージにはバランサーがないのです。
ムシ回しが行方不明で万事休……さない。J38サン、ちとキャップをお借りします。
この部品(道具)も知らない人が増えていそうです。二輪の世界ではまだメジャーなのでしょうか。古四駆は標準装備ですよね。
そういえばJB23Wはディスクが磨耗してペダルがユガユガする個体が多い気がします。うちのは17.9万kmなのにシャキッと。途中で替えたのかな?研磨の形跡もないですし。
ランクルやサファリばかり見ていた頃はジムニーなんて「ちっちぇーディスク!」と思ったのに、ADバンやファミリアバンを見慣れてきたので妙にゴツく見えます。PCDもでっかいし立派なもんです、ジープミニ。
話は変わって輸出予定のKZJ95です。42万km走ってメタルがカンカン鳴り始めています。オークション等を見ても、一般的に1KZの寿命はこのくらいでしょう。
それにしても、いくらブームだったとしてもV2#/4#パジェロを見事に真似たもんだなぁと。
さすがに三菱側も怒ったのか、「猿真似プラドをぶっ倒せ」みたいなポスターをディーラーの事務所内に貼っていたようです。それを知って思わず吹いたのは往時のCCVの読者投稿だったか。
パジェロとの違いはリヤサスペンションが5リンク式なこと。パジェロは串刺しアームの3リンク式でした。
それにしても細いアッパーリンク。乗用車のステアリングリンケージみたいな棒でアクスルを支持するとは。
5リンク式ならサファリやD21テラノみたいにしなやかに足が動くと思いきや、まったくもって短足との評価でした。要するに形式の問題ではなくロアリンクが(アッパーリンクも)短いのです。ざっと53cmほど。そしてバネも短かきゃダンパーも短いと。
先日リンクのやたら長いビッグホーンをオフロードコースに持ち込んで走らせたので、余計そう思います。
侮りがたしビッグホーン。邪魔なステップに遮られて自慢のロアリンク(実測83cm強!!)が見えませんね。
ちなみにこちらは4リンク式。5リンク式のアッパーリンクを中央1本にまとめたもので、動きも5リンク式に近い。
……これで前足も動いたなら最強の純正ウネウネマシンだったのになぁ。