本日は朝からスキャナーを引っ張り出し、フィルムからの取り込み。事務所に導入された最新型の複合機でもこの機能はついていませんから、いつもの機材で。
『ランクル大王の40ギャラリー』のポジと、石川さんから頂戴した、昔々アラコもとい荒川車体で撮影されたポジを、デカいサイズでスキャンします。
このスキャナーを開いて透過光源を見るたび、古バスの本で数週間も続けた“地獄のネガスキャン”を思い出し「オカアチャン、おなか痛いから学校休む」とか言いたくなります。
おそらく、1979年に発行された4x4MAGのランクル別冊に使われた一連の記録の原版です。貴重品。今回はHJ45の記事に少し混ぜる程度ですが、せっかくの記録ですからなるべく多目に掲載したいものです。
ホーント、輸出仕様ばっかり良いタイヤ履いてんなぁ!!
そんなこんなで佳境を迎えておりますが、自身の原稿が気に入らず、何度か書き直しています。
夏に古バス見聞録を作って納得したことは、簡潔に要点を掻い摘んで書かないと、ただのダラダラ書きになるということです。
あの写真集では、写真キャプションを上限160文字と決め、それに沿って書きました。懐かしい思い出、車両解説、路線解説、書きたいことは山ほどあれど、全てを詰めることは無理。ところが与えられた枠内で勝負するとアラ不思議。大変に読みやすく仕上がったのでした。
翻って前号キュリアスのサファリVRG160の記事なんて読むと、なんと冗長でくどいことか。1本の試走記に1万文字も書いてしまうと、読まれた皆さんは苦痛だったかも知れません。サファリへの思い入れがそうさせたということでご容赦いただくとして、今回はなるべく簡潔に、そして写真を大きく、そんな方針で進めています。
台割(本の設計図=ページ配分)も、いつもとページ数の読みがズレてきて辻褄が合わなくなってきましたが、タイムリミットが近いですね。
それはそうと・・・
突如入庫したゲテモノ、どう取り上げるべきか、あるいは見送るべきか検討中です。
赤い車の紹介を2本てのもなぁ・・・ じぷたも入れたら3台だ。
ヘッドライト形状で銘柄は分かるかもしれませんが、FUSOでなく重工製です。
エンジンはバスオタクの人が 「KかMか?P代かU代か?」と聞いてくるであろう
ベストセラー路線車と一緒。
誌面では三河製のスーパーな救助工作車を優先的に掲載します。
なんたって凄いんだから・・・
日曜日は某湖でアンヒビアンの撮影です。