四駆屋が商売上がったりなので、軽箱ブログみたいになっています。
そろそろこんなはたらく骨董車や・・・
・・・こんな珍品陸船のおネタを書きやがれ!
・・・と、お思いの向きもおられるやもしれませんが、
調子に乗って乱発しますと次号C11に差し障りがありますので、
あくまで紙媒体用有料もとい優良コンテンツなのです。
ところで前号がQ10という保湿の良さそうな呼称。
前々号はQQという台湾スイーツみたいな呼称。
次のC11は蒸気機関車みたいですが、私は世代的にSLに馴染みがない。
機関車ならやっぱりディーゼルでDD51が良いなぁと思うのですが、DD51というとスズキ製を
思い浮かべるかもしれません。本当に何のコッチャという話で申し訳ありません。
(赤ランクルのナンバーを隠しているのには秘密があります。)
◆ ◆ ◆
本日の入庫車、昔の四駆仲間氏が下駄にしていた8年式(バスオタ風に言えばKC代)のエブリイ。
こいつは軽箱のダークホースで、歴代エブリィ・キャリイの中で唯一の
リヤエンジン、というか、クランク軸が後軸の僅かに前にありますので、
厳密にはセンターアンダーフロアエンジンなのですが、どう見ても「センター」ではない・・・
ならば、セミ・リヤエンジンってあたりでしょうか。
その乗り味を確かめるべく、そして調子を見るべく、朝から近所を走り回ります。
古いF6Aらしいドタドタ感とトルク感で、冷房が良く効いて、ハンドルも軽快で按配よろし。
ちゃんと富士重工のライバルと比べてみたいなと思っていたら・・・
偶然にも対向車線にUD-富士重工のリヤエンジン車がやってきました。
ガラス越しに走りながら撮ったので、画質悪し。
開店前なのにアウトレットと逆方向だなあと思ったら・・・
なるほど、朝シャンということで富士急の営業所へ風呂を借りに来たのですね。
高出力の稀少型式、KC-UA521NAN。V8サウンドはRA53系を彷彿とさせます。
話が脱線しましたが、肝心のセミ・リヤエンジン号は、足回りが独特。
アクティやサンバーに負けず、スズキにしては珍しく、凝っています。
アクティのようなドディオン式アクスルに、5リンクとコイルスプリングを組み合わせる。
悪路ではしなやかにストロークしそうですが、アクスルとは別にドライブシャフトの
動きの限界もありますから、どうなんでしょうね?
だったら悪路に持ち込んでみようと思ったら・・・
・・・な、無い。
まあ、2駆だからこそ、この後荷重が効いてくるのでしょう。
サンバーでも「らしさ」を味わうのなら、4WDを選ぶのは邪道なのか??
F6Aは前方向に傾倒して積まれています。
キャブレターではなくインジェクションのようです。
どっからオイル入れるのさ・・・
と思ったら、リヤシートの下に注入口が。
レベルゲージはどこだろう。
車両本体片手万円にて、どなたか乗っていただけませんか?
見たところ車両に大きな瑕疵なし(あくまで当方基準)。
フロントガラスに牛目状の飛び石、リアフロアマット欠品で鉄板剥き出し。
走行12.8万km、車検は切れます。
商談はメールでお願いします。電話はご遠慮願います。
(今週は休みとホビーショー準備で事務所不在となり、ご返信は金曜日以降になります。)