無事にJ38は車検再取得となりました。私の場合、車検を切らしたまま数ヶ月も経ちますと熱も冷め、あるいは職業柄から見聞きする中古物件に惑わされたりして、サヨウナラとなる場合が多々あるのです。
しかし今回はそんな気はなく、休眠中も軽整備を行ったり、臨番でNYMに参加したりしていましたが、目的があって予定より早く適合証の交付となりました。
目的というのは、ジーパー的ダンディズムとは無縁でして、画像のようなシーンを回想しつつ走らせるため。四半世紀前に撮影したネガからトリミングしたものです。
◆橙一色のマーカー、棒が白くて低いミラー、J34か初期のJ36でしょう。
手前のバスは昭和44年式、UD2サイクル車でシングルナンバー。
◆ グレーの混じらないアイボリーの色調からして、2本ワイパー末期のJ30系でしょう。
車齢10年を待たずしてナンバーを外されたようです。
バスは昭和46年式で、こいつもナンバーを外されていますが、長寿車でした。
こんな風に、かつて山岳地域のバス車庫には、J30系がいたものです。とはいえ、当時はジープに興味はなくて、きちんと撮っていません。現在制作中の 『信州 古バス見聞録』 の取材にもJ38を乗っていけば、行った先で話が弾むんじゃないかとか、そんな思いもあります
・・・写りこむのがパトロールやタフトだったら、違う結果だったでしょう。
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復帰後最初の仕事は墓参り。ご先祖様の供養というより、両手を合わせお墓の中の爺さん婆さんに願い事をするのです。たとえば、交通・家内安全とか、地震や噴火は嫌だとか、そんなことです。お寺や神社への参拝と勘違いしているフシもありますが、身内の霊に守護していただくのが安心な気がしています。
そういえば、このJ38を兵庫のメカニック氏から譲り受けたときにも、初仕事は墓参りでした。
この霊園墓地は桜の名所でもありますが、満開のタイミングと合致したようで、こんな様子でした。今日と明日は大荒れの天気予報ですから、週末墓参をする人は間に合わないかもしれません。