J30系NYMの記事でお伝えしましたように、ベージュ色のJS10VがJ37と入れ替えに入庫しました。
オーナー氏が友人らに「手放したら後悔するぞ!」と脅されるほど評判のよろしかったらしい“トオ”ですが、これが今風SUVや目下売り出し中の新型車「遊べる軽」であれば、もっともな話でしょう。
しかしジープワゴンへの代替ともなれば、ドアの枚数と排気量と寸法・重量が増え、変速テコがハンドルの脇っちょから生えるくらいで、まあ似たようなもんです。アチコチに不具合を抱えているという不健全な部分も、SJ10Vから引き続き、このオーナー氏を苦しませ、そして楽しませることでしょう。
“新台”J37がオーナー氏の運転で当ガレージを出る頃にはもう夕暮れ。なのに帰路に貸しガレージに立ち寄って、ホワイトリボンから下駄山に履き替えるんだそうな。まっこと熱心なこってす。
今朝は試運転と称して、市内を乗り回してみました。
SJ10にありがちなヨレヨレ感の少ない、しっかりした印象がありました。
途中で南御殿場駅前の某スズキディーラーに立ち寄りましたら、
ストック・ピンシャン状態のBJ46Vが停まっていました。
この間いっしょに林道走った晋君のアレか。
お足元は渋い選択で・・・
ロードグリッパーやトラックエッジを彷彿とさせるプチクロカンパターン。
カタログには無いTOYOの製品であります。
/////////////////////
それはそうと、SJ10Vの詳細をば・・・
実は以前、当ブログの里親探しを通じてお嫁入りした物件。つまり出戻りの里親探しです。最近手を入れた箇所や不具合を列記しましょう。
・ブレーキマスターシリンダーASSY 交換
・クラッチレリーズベアリング 交換 (なのにまだシャーシャー言ってるなぁ!)
・ステアリングセンターアームブッシュ 交換 (だからシャキッとしているワケ)
・クラッチケーブル 交換
・通行料自動支払い装置
・SJ40V用シート左右
・床FRP修復
・自己流アーシング
・ヒーターバルブ周辺で詰まっているのか温水流れず車内寒し
・車体自家塗装 パテ割れあり
以前よりの仕様として、御殿場の名門Oモータースにてエンジンオーバーホール(O/Sピストン)、ステンレス蛸足とマフラー、タコメーター、タンクガード装着 などなど。
車検も9月まで残っています。私の所見としましては、ビンビン走ってファーストカーとして乗り倒せる、愉快痛快な絶好調の個体。手直しする余地も(苦労する余地も)充分に残されております。完全現状の委託車両です。ある程度の知識経験あるいは覚悟のある方に橋渡ししたいと思います。価格は25万円を希望とのこと。売れ残ったらご相談。
問い合わせはメールでお願いします。お名前や所在の記載なき問い合わせには返信しませんのでご注意ください。携帯メールの方は受信設定ご確認ください。