キュリアスVol.8のデータを印刷屋さんに引渡した頃合を見計らったのか、はたまた偶然か、某速有鉛の果実風味な編集長からメールが届きました。その内容は…
「そろそろ例の原稿をお願いします。●日が入稿最終日、●日が校了日、スケジュール逆算のうえ、サバ読んで入稿されたし。」
おぉ、なんと恐ろしい!! じゃなかった光栄なことであります。本当にやっちまってイインデスね!?
ということで、ひっそりコッソリ作り始めていた草稿を炙って叩いて仕立て直し、実家の押入れから古い写真を発掘し、睡眠時間を8時間に短縮して提出したのが今月初旬。それがもう書店に並ぶなんて、キュリアスがローセコの2000rpmならアチラは3速4200rpmのハイペースと云わざるを得ません。
表紙はエルフルートバン中継車、しかもガソリン車。はたらくクルマ集まれ!と言われなくても集まるしかありません。召集令状 しかと受け取ったり、てなもん。
で、何を書かせていただいたかと申しますれば、もちろん四駆の話…ではなく、信州古バスの話…も引っ張り過ぎでして、今度はごみ収集車つまり塵芥車のお話。連載ということで 「ジンカイセンジュツ」 なる、勢い先行型のタイトルまで拝命しました。
内容は、私が小学生の頃に追い掛けたごみ収集車の写真とエピソード、そして解説などなど。回転板式にプレス式、ダンプ式に強制排出式、図版も盛り込んでございます。定価は1200円、書店でひっ掴んだらレジに直行願います。
毎号のことながら 「街角のモータリゼーション」 という連載も見もの。こういった記録がまだ出てくるのだから、世の中なにが眠っているか分かりません。
さて塵芥先述・第一回の特集は「フジマイティ LP650」による、横浜市の粗大ごみ収集風景です。この写真はボツとした一枚。だって収集風景って似たようなショットばかりだから。
FUJICOLOR HR 83と書いてありますから、昭和58年の撮影です。
この後、横浜市の粗大ごみ収集は電話依頼による個別回収に変わり、道端の集積所にタンスや洗濯機が積み上げられる光景は過去のものとなりました。
古四駆写真、古バス写真を撮り始める以前、こういった車をポケットカメラで撮っていました。近所にやって来た植木屋さんの深ダンプなんかも… どの写真も左側が切れる傾向にあるようで。
箱根で撮ったレンジャーKLの塵芥ダンプ。クレーンはヒアブかと思っていましたが、別の写真を見たらTICSと書いてありました。舶来でしょうかね? この写真も左が切れてます。
左が切れてるというより、キャラバン狙いじゃないかという撮れ具合。大田区の爺ちゃん家の近所にて。
川西モーターサービスのスピードパック、地元じゃ見られなかった機種に大興奮でした。テールランプ形状からしてシャーシはダイナでしょう。
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幼き日には鉄っ気もあったのですよ。その後、ゴム製ワッパに傾倒して行きました。
麗しの東急5000、背景からして蒲田でしょう。つまり目蒲線です。目黒線じゃないよ!
皆さんには黙っていましたが隠し子がいます。私にそっくりでしょう!? 的な7200と記念写真。反対のホームに「高島町 桜木町方面」という表示が見えますから、ここは横浜駅。昭和56年ごろかな?
窓ガラスが斜めってるので、これも7200。こういう計器が好きでした。線路がドン詰まりなので、桜木町で撮ったんだと思います。
四駆の話が全く出てこないというのは按配が悪いので、予告編として一枚…
G63Bのキャブレター式、スーパーナチュラルフィーリングとはこいつのこと。
東扇島の輸出ヤード(保税地域らしい)からカムバックしていただきました。2014年の目玉商品になりますが、きっと売れ残るんだろう。