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Channel: 続・御殿場ボロヨン画報
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エキスパート運用開始と異音の元

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平成13年式 KF-VEW11  グレードLX-G  走行距離6.1万km
オークション評価3.5 B/B 四国のどこかの自治体の公用車っぽい。
今月4日に中古車新規でナンバー取得、運用開始して、いろいろ見えてきました。
車検ではギアオイル一式とエンジンオイル・エレメントも交換。

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パワステフルードの重要性はジェミネット2のP/Sラック交換が発生して理解したつもりですので、自家用車でもやってみます。
普通のATFで良いんですが、気休め的に漏れ止め配合のSTP製品など。新しく見えても17年選手ですからね。デリケートなセブンチーン。

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全量交換は無理なので、リザーバーに入っている300ccくらいをスポイトで抜いて交換。
きれいな透明赤色だったはずが真っ黒だ。
こういう汚れの原因って、なんなのでしょうね?ラックやポンプが摩耗した鉄粉とか、ホースのゴムが溶け出たカスでしょうか。酸化はあるのか?


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前記事にも書いた黄色のボッシュ目玉。
濃すぎる黄色も晴天夜間には無駄ですし、人間様の受光素子もホワイトバランスが狂います。ほどほどの黄色さが塩梅よろし。
残念ながら、この「ほどほどの黄色」は、ちゃんとしたメーカーの品としてはもう手に入らないようです。
法規が変わって新車には付けられないんですから、イエローバルブの品数は減る一方。

鳥目気分のLEDなんざぁ二度と付けねーやい! という話は過去に書きましたが、この灯具はバルブ背後の防水カバーの関係で、いずれにせよLED化はできません。

エキスパートマニア(?)の中には、アベニールの4灯ライトに交換する人もいるようですね。配線がちょっと厄介な気がします。どうも電気工作は苦手なもので。


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世間並みに音響機器を更新。
昔は中古車を入手したら、まずオートバックスに行って特価品コーナーの1DINなり2DINなりのヘッドユニットを買って来たもんですが、そんな風習は廃れたのでしょう。アルパインのインダッシュチェンジャーとか、無理して買ってVRY60やFJ62Vに付けましたねぇ。ナビだって20万円もしていた時代。

・・・で、こんなことしても、4つあるスピーカーのうち2つは断線して、さらに1つは音割れするので、意味がなかったりします。実質1スピーカー、軽トラと同じで潔い。



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ここからが本当のサウンドチューンだ!!
エンジンを覆い隠すNEO-Diな樹脂カバーはただの飾りと思っていたら、裏面にボリューミーな発泡ゴムの遮音材が付いており、ヘッド周りからの騒音を封じ込める役割のようです。これを取っ払えばディーゼルの豪快サウンドをグレードアップできるかも!!


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遮音カバーはネジ4つで外れます。オイル交換時にも、こんなの無いほうが注入がラクでしょう。
ヘッドそのものではなくヘッドカバー部に付くとはいえ、熱もしっかり溜め込みそうな造りはエンジンの健康上も好ましくない。
それにしてもDOHCだけに頭でっかち。

結果は良好・・・プラシーボ効果かなぁ。
いずれにせよ連続的な粒立ちの良い直噴ディーゼルノックこそが最高のドライブBGMなのです。やっぱりディーゼルのMTは楽しい。
噴射時期を早めたりEGRをカットしたりの悪さは、今回はやめておきましょう。そんな時代です。


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タイヤはスタッドレスでしたので、ヤフオクでホイールセットを落札。
BSのV600という標準的な商用車タイヤ。サイズも純正遵守で165R14-6PRです。後輪の入り具合がDENSHA-STYLE、これですよ、これ。
1サイズ上の175R14だと、ちょっとアグレッシブなパターンもあるようです。


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これは余興・・・ではなく、背もたれ内部のスポンジが崩壊して表皮の中でグダグダになっており、一部背骨に当たって痛いのです。なので、Jマートの改装セールで買った厚手のピンクラグ(なんと480円)で覆います。
結果として、ワンポイントで「働かない自動車風」の演出を織り込むことになりましたが、意外と良い感じ。


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これも前記事の延長。ゴムブーツ一個切れるとアーム交換になる恐ろしい設定の日産車です。
300円くらいの小さな部品のために3万円の出費。いま生き残っているゴムブーツには、なんらかの保護策を取ります。

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こういうのであらかじめブーツに塗ったくって固めていたら、却っていらぬ疑惑を持たれるんだろうか。どうでしょう工場長?




そんなこんなで意気揚々と600kmほど走った頃、50km/h以上で駆動系から異音が出るようになりました。
音質は・・・そうですねぇ、四駆乗り的な感覚では、リフトアップしたY60ショートやジープで、リアのペラのジョイントがゴロゴロ鳴りますよね、あれを細かくした感じです。
車速比例で、クラッチ切っても出ます。そして80km/hくらいになると消える。

まずハブベアリングを疑いましたが、ジャッキアップしてタイヤを回してもスムーズ。そもそも、ハブだったら速度を上げれば上げるほど盛大に鳴るでしょう。高速域で消えることはないはず。
FF車の駆動系がよくわからないながらもデフ周辺のベアリングも疑いましたが、それならシャーシャー音が先かなと。

疑ったのはドライブシャフトのジョイント。外側ならハンドル切った時に音が大きく鳴ったり、派手にパキパキ鳴るはずですから、違う。
内側のジョイントならあり得ます。あとはシャフトが少し歪んで偏心しているとか。

疑わしき証拠画像など・・・


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右シャフト。途中にバランスウェイトが付いている。ブーツ類は無事。手で揺すってもガタは無い。

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左シャフト。パッと見には右側より古びていて、バランスウェイトも無い。
そして内側のブーツが切れている。これは車検時に覗いた際には切れていなかったので、乗り出して数日で逝ったみたいです。最初の500kmくらいまでは何事もなかったし、地域限定運用の公用車だったのなら100km/h出すのは初めてだったかもしれないし。

このトラブルシューティングが合っているのか、来週工場に入れてみようと思います。
もしシャフト交換でも、リンク品が出回っているのが現代車のいいところ。





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