新型の話も具体化して発売時期も分かってくる昨今、かなり前倒しで現行ジムニーJB23Wの生産が終了します。なんと来月半ばにはラインが止まるとか。
プレス向け告知ならぬ販売店向け告知で知りうるところでは、2/24以降の製作車では軽乗用車に対する新しい法規(歩行者脚部保護・横滑り防止装置・ブレーキアシストシステム装着)が適用されるからだそう。
もちろんコストを掛ければ対応できるんでしょうが、もう数ヶ月でフルモデルチェンジという時期に大変更など行わないのが普通です。
歩行者脚部保護についてはJB43Wにも関わる話で、やはり同じタイミングで終了らしい。
単一型式としてはFJ40もJ54も真っ青の超ロングセラーだったJB23W、思い返せば2~4型の頃、新車販売に携わったのがジドウシャヤ稼業の始まりでした。
ここ数年は基本的な部分は陳腐化していないのに、街乗りユーザーにおもねた厚化粧が過ぎた気がします。仕方ない部分では、歩行者保護でカサ増しされたフロントフェンダーも見た目に重苦しいものでした。
そんな中でもXAの限定復活とか、最後までXGの続投とか、質実剛健路線も切り捨てずにいたのがジムニーらしいところでした。新型ではどうなるでしょうね。業務ユーザーもいますから、切り捨てないとは思いますが。
これはカマド社の「わ」ナンバー、XGグレードの26U(スペリアホワイト)。じっくり試乗したい人は、いくらか出してでも、これを数日乗り回すのも手。
展示車のランドベンチャー。これは試乗できるようです。イルミネーションリング付きフォグランプなどは、完全にやりすぎの感。ミラーに付いたウインカーも心配の種。
なかなかのお値段・・・なのは事実ですが、世間の軽自動車も軒並み高額化しています。
「スズキアルト、47万円」とか言ってるとジジイ扱いされます。実際、売れ筋はこの辺だそう。
手放す時も、それなりに評価されるのかな。新型の出来に掛かってくるでしょうね。
サンバー最終型のスーパーチャージャー付きなんてのも、凄い中古相場になっています。新型が「サンバーではない」という悲しい事実が主な要因ではありますが。
とにかくJB23Wを検討する人はモジモジしていると間に合わなくなるということです。
具体的数字の記載は差し控えますが、地区ごとの割り振り台数や、在庫可能な買取台数のアレコレなど勘案すると、近いうち色やグレードを選べなくなる恐れもあります。
とにかく申し上げたいのは、静岡・山梨・神奈川西部でご検討の方は、急いでカマド社までご相談をということ。価格面も含め他所より良いと思います。
社員の中にも昨日慌てて注文してしまった御仁いるくらい、ことは差し迫っているようです。
当方経由でも優良なるセールスマンをご紹介できますので、ご希望の方はご連絡願います。
・・・そんなタイアップ的ブログの題材を仕入れに行った様子。
スズキディーラーに修理品のナビを届けに来た電装屋のライトバン、そんな風に見えるところが気に入っています。まったく雪が降らず、たぶんダメそうなビスカス4WDの能力を試せないVHNY11-GX。
話は変わりまして、ジープロス症状を発症した、お仲間のmaruyoさんから里親探し案件。
デリカ族の中でも、珍品も珍品。P23Wの前期型、昭和61年車です。
前期型は電子キャブ、後期型でインジェクション、やがて4G64搭載のP24Wにつながる、P2#系スターワゴンガソリン車の初代型ということです。
実は2年ほど前に当方が仕入れて販売した個体だったりします。その時の画像。
現在は若干車高が上がっていますが、変な造作はしていないのですぐノーマルに戻せます。
販売時にはぶっ壊れていた灯火類の配線関連も試行錯誤の末、回復できたようです。
元は岡山の登録だったか・・・塩害の心配はありません。すっぴん美しいボディだったと記憶しています。
お問い合わせは、ご本人のブログを探してたどり着いていただければと思います。