ツバ付けしていたオンボロJA11V乗り氏が辞退したので、晴れて売り物件となりました。
姿形がWEB上に出揃ってきた次期ジムニーとの比較用に取って置こうかとも思いましたが、まだ先の話。同じような物件は入ってくるでしょう。
私は1~3型まで十把一からげに「初期型」と呼んでしまいますし、新車時には高額だったXCより廉価だったXAに高値をつけちゃう傾向がありますので、3型でXCとなると当ガレージでは不遇を極めたかわいそうな存在ではあります。
ワンオーナー9.4万km、検査は来年の夏休みの終わり頃まであり。
手動変速、修復なし、下回り塩害腐食心配なし、小傷凹みあり、室内汚れあり。
現状渡し、完全ノークレーム、名義変更はご自身で。業販と同じスタイルですから、あとは現車を検証願います。年内引き渡しは28日まで可能。
乗った感じは距離相応に足回りがヘタって跳ねる感じで、あとはスムーズ。クラッチもOK。例のシミーも出ていないようです。
問題はセルモーターが甲高い作動音を発すること。定番症状のようで、こうなると寿命間近らしい。工場に頼んでのリビルドもお受けしますが、それは定価になります。ヤフオクで数千円から出品があるようですので、DIY修理が良いかと思います。
そんな具合なので、ご家族へのクリスマスプレゼントには喜ばれません。
お値段は税込み九つ、連絡方法はメールのみとなります。
懸案の潤滑系統は、私が以前乗っていた「1型クタバリ損ない号」や「マツダジムニー号」と似たり寄ったりの様子。結局このエンジンはメーカー推奨のオイル交換サイクルでも、長持ちさせるにはお世話が足りない・・・と言うことなのでしょう。
新車からずーっと3000km未満でオイル交換して、乗り方にも注意していたような管理の行き届いたJB23Wが下取りで入ってくることなんて、もうないのでしょうか。見ての通りギトギトなこの個体が、おそらく平均レベルなのだと思います。
いきなりフルメンテするのではなく、一旦各部を清掃・洗浄し、様子見しながら乗るのが吉。いわゆる古四駆と同じ扱い方です。10万km超えの物件がアタリマエに流通する時代とはいえ、16年経った軽自動車、疲れは隠せません。二昔前なら問答無用で解体屋送りでしたからね。
年内引き渡し可能な「すぐ乗れます」は、この4D56貨物デリカも。
夏まで検査の残っている自動変速車です。
今朝、事務所に来たらサギさんが。