終わりそうで終わらない『信州古バス見聞録』の制作ですが、先ほど宅急便の営業所に、35ページ分の差し替えデータを搬入し、ひとまず校了ということになりました。あとは最終確認の「白焼き」が出て問題がなさそうなら印刷に入るようです。
本当は週明けに入稿するつもりでしたが、これ以上長引かせるのは精神的に限界に来ていまして、夜なべ突貫作業となりました。ということで、ようやく街中に降りてきて、ああ世間の夏休みも終わってるんだろうなぁとか実感しています。
別にゲンを担いでいるわけではありませんが、肝心の〆の搬入は新規導入車パジェロでも最近乗り回しているJA22でもなく、『25年目の見聞録』における3000kmの追取材を共にしたJ38で行いました。神通力を持っていそうなオンボロ四駆のほうが、縁起が良さそうだからです。
全然関係ない話題ですが、昨日スーパーの駐車場に同族車がいたので並べてみました。いかつい方が自動変速で、RVチックなほうが手動変速です。
右に少し見えているのはリジッドアクスルの日野製旧型。まだ少し残っているようですが “高機動ダイナの軍用タイプ” に押され気味です。いや、高機動ダイナがこの手の民生版なのか。
パジェロの名義変更が終わったので、車検証をしまおうと思いましたが、入れ物がありませんでした。そこでガラクタ置場を漁ったら、こんな素敵な入れ物がありましたので、洗剤で洗って干しました。
ところで、ヨンク道楽誌にしても今回のバスの本にしても、作っている最中はついつい中古車オークションをチェックしなくなります。
そして、そんなときに限ってスンゴイ物件が出ていたのだと知るに及び、あとで後悔したりするんです。
ここ1ヵ月くらい、J30系や161サファリにもイイのがあったみたいですが、こんなのも流通していたようです。
もう、ありえないものが出てきてしまいましたね・・・ 車両型式T44B、エンジン型式はなんでしょうね?4リッターということですから、トヨタのHや日デのSD33に匹敵する、3.5トンクラスの「小さめな中型車」です。もっとも、リアルタイムで出品を発見していたとしても、入札していたかは分かりません。とにかく、ニッポンにはまだ凄いお宝が眠っていると期待が持てました。
といっても、トラックや四駆は残っているのでしょうが、さすがにバスは出てきません。MR620なんかを10人乗りの事務室車登録にして「移動編集室」なんて作ったら面白そう。まあ、夢想に過ぎませんね。4R82あたりが出てきたら、清水の舞台から飛び降りることができそうです。
キュリアスVol.8の出来かけ記事もいくつかあるのですが、少し時間が経ってしまったので仕切り直します。しばし休憩、頭の中を整理しましょう。