マツダジムニーの具合がすこぶるよろしくなったので、ちょっと試運転です。
結論から言えば原因は02センサーだったようです。マフラーの周囲が黒く煤けていたり、プラグがかぶり気味だったので、ガスが濃かったのでしょう。その割には燃費は常に10km/L前後でして、オートマジムニーにあるまじきエコカーぶりでした。適正混合比が得られたら、いきなり燃費が悪くなるなんてことないでしょうな・・・。
本当はスバルラインの無料通行キャンペーンが昨日までだったので、久しぶりに五合目まで出かけてみようと思ったのでした。
二合目あたりから、イヌ目線で河口湖市街を見下ろしてみましょう。
雲海を行くドライブウェイにビンビン回るK6A、うむ、アストロンよりノンストレス。
ところが2台前を行く成田ナンバーのセレガが物凄いディーゼルスモークをばら撒いています。臭い、ケムい、環境に悪い。こういうのを見ちゃうと、ディーゼルは煙吐いてナンボとか言っていられなくなります。なのに後続のヒュンダイユニバースは無煙!さすが無煙焼肉の国の製品だ!!
ヒュンダイのバスは好きじゃありませんが、エンジンはどこ製でしたっけ?こうなったら2サイクルUDで全ての通行車両をケムに巻いてみたい!!
途中の駐車場で見かけた働くジムニー。
地元ではジムニーを大量に使っていることで有名(?)な土建業者さんです。ここ数年で、だいぶJA11が淘汰されたようです。
四合目を過ぎると、路肩に雪が目立ち始めます。
このシーズンでも富士山駅・河口湖駅からの五合目行き路線バスは運行されているのですね。もう登山者はいませんから、ブルーリボン・ハイブリッドは空気を運んでいるようなものです。このバスも「無煙系」です。
さ、さむい!!
しかしこのマツダジムニー、ぱっと見には新車みたいでしょう? 17年落ちなんですがね。暖房は大変よく効きます。隙間風もない。
特にこのスバルラインから登った吉田口五合目というのは清里・軽井沢的に観光地化されていて、霊峰の荘厳な雰囲気は皆無。
しかも聞こえてくるのはニーハオ・シェイシェイばかり。怒鳴り声のようなしゃべり声をあげながら便所に行列というトホホな様相で、お土産も爆買いなのかどうかわかりませんが、ドタバタして賑やかなことこの上なし。
負けずにウチもモンベルの五合目限定保温マグを爆買いです。
とはいえ、ここに遊びに来るのだから親日の人たちでしょう。
印象的だったのは、みんないいカメラぶら下げていること。
今度は2014年車のブルリⅡがやってきました。ハイブリッドではない普通のディーゼルですが、最新規制の「無煙系」。
ほんの10年前には、丸目ブルリやエアロスターMも五合目まで登ったはずですが、時代は変わりました。
まだ15時くらいですが、富士山の山陰に入って夕暮れ時みたい。路面はご覧の通りガリッガリ。
山中湖村が完全に富士山の陰に入っています。あの一帯は北欧のように日が短かそうです。
富士登山しないと見ることができない景色かと思っていましたが、車で登れる場所でOKとは・・・。
土産物屋の中に展示してあった写真。
スバルライン開通前の五合目行きバスは四輪駆動で、石畳の急斜面を登ったはずです。
(キュリアス創刊号・往年のトレイルを歩く参照)
車体形状からしてかなり古い年式にも見えますが、この時代からすでにTSDだったのか?
富士山ハンコ入手。
これを社内の重要書類にペタンとやって「赤木さん、ふざけないでください」と怒られてみようと思います。
「六根清浄」は古い四輪駆動車を運転する心得に通じるのだ。
五合目から見る富士山は低い。
山陰から出れば、こんな明るく綺麗な青空。なんせ雲の上ですから。
やっぱり自家用車ではなくバスで来るのが旅情ってものです。とか車屋が言ってはイケマセン。
植生は下界とはかなり異なります。森林限界超える寸前といった感じ。
でも、川上牧丘林道の大弛峠の方が、わずかに標高が高いのです。これは意外でした。
早く家に帰ってエサよこせと言っています。