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Channel: 続・御殿場ボロヨン画報
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老兵は死なず ただ蘇っちゃうのみ 【欲しい車がない病の根治】

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先々月あたりからJ34で山の中を走り回ったり、幻のCJ3B-J11にガクガクブルブルしたりとデリバリワゴンづいていたところに、パジェロがプチ不動産化するという事態。長患いの「欲しい車がない病」の根治にサンバーじゃ対症療法に過ぎんと判明したり、驚きのFJ45Vの物件情報(!!)が実はFJ40だったなんてオチもあったりして、そんじゃあ腐れボディの腐れ縁、J38に再登板いただくことと相成りまして候。
 
私、J38という型式に特段の思いがあるわけではないのです。なんとな~く3本ワイパーは馴染めず、G54Bの図太い回転より4G53のスットーンとした吹け上がりが気持ち良いと思ったりしてJ37よりはJ38なのですが、しかし赤ベンチは暑苦しい。そしてJ30とかJ34のしっかりした造りを見るとJ38は安っぽくて、悪い意味でブリキのオモチャ的でもある。
なのにこのJ38に愛着があるのは 『信州古バス見聞録』 の取材で、のべ数千km、懐かしい信州の各バス会社へ何往復もしたというのが理由な気がしています。売りに出しても売れないわけだ。
 
 
 
そして一昨日、整備部門の杉山部長サンに「ジープの車検お願いします。通勤車両がないから、急ぎだと嬉しいなぁ~」とお願いして “急かしてる訳じゃないけど” しょっちゅう工場を覗きに行く。
 
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休眠15ヶ月、悪いところてんこ盛りと思いきや、排気漏れが盛大になっているくらいで、ブレーキも足回りも「とりあえず車検合格レベル」。油脂類交換をお願いして、来週の再デビューに備えジーパーの心得を復習・・・している暇もなく、30時間後にはフロントのお姉さんから「今日乗って帰ります?」と電話が来ちゃいました。
 
 
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慌てて保険部門の木下君に車両入れ替えの手配。
普通に会社に行って、チョイと車検をお願いして、仕事中だろうが保険も頼んでガソリンも満タンにして、それで休眠車だったジープに乗って帰れるとは恵まれた環境。ありがたや、ありがたや。皆さんのおかげです。
 
 
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なんちゃってレトロフィット代替フロン仕様なので、ひび割れた高圧ホースが心配でガス補充しづらく。今シーズンは急場しのぎの冷房装置で妥協。
 
 
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雨ざらしで放置していると、アナボコが拡大します。とりあえずトンカチでぶん殴ってドライバーでほじくって、錆転換剤でOK。みすぼらしくてカワイイでしょう?
 
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内張りもつけなきゃなぁと思いつつ、別に不自由はない。と言っていると永久にこのまんまになりそう。それがB型人間の特性。
 
 
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オイル上がり対策。長い坂道を下ってポンと踏むと白煙が出ますのでね。
ジムオートしょうな・・・じゃなかった、カマドジムニー部門の藤原氏おススメ。ねばーるねばーる糸引き添加剤、これをぶち込んで様子を見ます。30番が40番になるくらい、ネバネバの合法ドラッグです。規定量より少なくてもバッチリ効く場合が多いのだとか。
 
しっかしねぇ、久しぶりに乗るとジープってのは疲れるなぁ・・・という感想になると思ったのですが、案外ラクチンでした。4M40電子ポンプのピーキーな一点集中モリモリトルクから、4G53の伸びやかで自然な回りっぷりが馴染みます。
バスで言えば年代的にも雰囲気的にもMP617Mを休車にして、予備車MR410を張り付きで充当することになった感じですが、塩カルシーズンまではこれで行ってみましょう。成り行きでジーパー復活です。
 
 
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246号線沿いの戸田書店御殿場店(キュリアス常備)が移転したので、駅の箱根口側にできた新店舗に行ってみました。
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椎名誠 『鍋釜天幕団 ジープ焚火旅』 
表紙にちょっと気になるイラスト。中の写真を見たら、ジープというのはLD10Vのブリちゃんでした。
で、ブリちゃん大活躍と思いきやお話には一切出てこないという不思議。でも面白かったからイイか!!
 

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