CCVの石川氏が、次々とキンドル版で車種別ライブラリーのようなスタイルの電子書籍を発刊されているのをご存知の方も多いと思います。
そこで本日ご紹介するのが最新刊のLRシリーズⅠについてまとめたもの。概要は下記のとおりですが、この車は現在発売中のキュリアスVol.7でも特集されている個体です。さらに深く、黎明期の英国四駆について知りたいという方はご一読されると良いと思います。
(著者による概要説明)
オフロード四駆でジープに次いで知名度が高く長い伝統を守っているのがランドローヴァー(LR)です。これはその中でもオリジナルモデルである1948-49年の初期モデルについての本です。筆者が日本への輸入時点からいろいろと関係してきた車体で。普通なら博物館にお蔵入りするような貴重なモデルですがオーナーのご好意で何回もオフロードを含めて試乗することが出来ました。整備や保管についても関わっています。
この本の内容は主にシリーズⅠについての拙文で2編あります。最初は弊誌CCV-15号の記事で国内登録の直後でした。そして自動車専門誌としては最高峰であったが休刊となっているSuper CG 25に寄稿したものです。いず れも掲載された専門誌が当初より小部数であり、しかも共に絶版なので復刻の意味からもまとめて出版しました。CCV-15について言えば出版当初より好評で早々に売り切れてしまいました。読み返してみると2編とも似たような内容だと感じますが読者層が異なることから少し切り口を変えています。近年は四駆もメーカーによる特色は薄れていてオフロード車風のまがい物も増えています。しかしLRは経営者が何回も変ったにもかかわらず基本的な設計思想があまり変っていないメーカーです。その思想の源流を訪ねるという意味でもこのオリジナルモデルについて知ることは意義あることだと思います。文字数は主要諸元表も含めて約14,800文字、写真は試乗時の写真や構造を説明する図版を含めて62点です。
この本の内容は主にシリーズⅠについての拙文で2編あります。最初は弊誌CCV-15号の記事で国内登録の直後でした。そして自動車専門誌としては最高峰であったが休刊となっているSuper CG 25に寄稿したものです。いず れも掲載された専門誌が当初より小部数であり、しかも共に絶版なので復刻の意味からもまとめて出版しました。CCV-15について言えば出版当初より好評で早々に売り切れてしまいました。読み返してみると2編とも似たような内容だと感じますが読者層が異なることから少し切り口を変えています。近年は四駆もメーカーによる特色は薄れていてオフロード車風のまがい物も増えています。しかしLRは経営者が何回も変ったにもかかわらず基本的な設計思想があまり変っていないメーカーです。その思想の源流を訪ねるという意味でもこのオリジナルモデルについて知ることは意義あることだと思います。文字数は主要諸元表も含めて約14,800文字、写真は試乗時の写真や構造を説明する図版を含めて62点です。