欲しいって方が現れちゃったんで、もちろん商談の流れは分かりませんが、試走撮影を済ませてしまうことにしました。200~300kmも走れば隠れた不具合も発見されるんじゃないかという、超念入りな販売前検査でもあります・・・・・・という理由は後付けも甚だしく。
水曜日はカマド車検整備工場が定休日なので、検査ラインに入れて下回りの撮影ができます。
サブフレームつきモノコックの造りを見たかったのですが、それよりも見た目にゴチャついた別体トランスファーに注目。SJ10やダットラもそうですが、ミッションを他車種流用で四輪駆動化するには簡単な方法。それ以外にも、狭いスペースにどうやって臓物を押し込むかとか、ジョイントになるべく角度をつけないようにとか、まあ色々あるのでしょう。
他にもアーム類のひ弱さとか、案外強度のありそうなサブフレームとか、なかなか新鮮でした。
ジムニーと比べてこき下ろすのを是とする風潮がありましたが、それもどうなんだ?と。これはこれで用途が違う。優れた面もある。思うところが色々あります。
だいぶ以前、C誌も創刊していない頃にこき下ろし論調の文章をジムニー誌に寄稿したことがありますが、今なら違う内容になったと思います。ちゃんと乗らず 「イマドキRV憎し」 の感情論で書くことを反省。
昨日は首都圏でも雪が舞ったそうですが、御殿場は雨でした。しかし富士山の反対側に回りますと、ご覧のとおりの冬景色。この車の活躍する場面を考えたら、とても良い日に試走となりました。
骨太車ではないので長い記事にはしませんが、細部を撮ったらもうちょっと乗り回してみましょう。ぶっ壊しそうな極悪路走行は封印で。
行く先々で居合わせた他人様の車と勝手に記念撮影。
初代パジェロミニ、降雪地域にはまだまだ沢山生息していて、新車時にどれだけ売れたのかが分かります。そして案外、長生きするようです。
500冊を売り切って絶版と思いきや、ついうっかり300冊増刷。
書籍・印刷物は紙代は大したことはなく、しかし一回ごとの版代が高いので、最初から沢山刷らなかったのは誤算でした。
たしかに「はたらく四駆」では、マニア向けのようでいて宗派問わずの内容です。次はもっとマイナーで誰も買ってくれないような内容で作ります。
合間にこんな仕事のお手伝いをしています。デロリアン・バイヤーズガイドという海外書籍の日本版です。他社ではなくカマド社刊のメディアパルムック、つまりC誌の兄弟。これの写真係なのですが、車高も速度もいつもと違うので、うまくいかない。
車体は東急5200系や6000系のようなセミステンレス製。今年は映画バック・トゥ・ザ・フューチャー公開の30周年だそうです。