明後日から開催されるジープの機能美展に並ぶジープの中の2台は、キュリアス誌で『蘇るオールドジープ』として取り上げた個体です。
1台は私が故人である前オーナー氏のご子息から譲り受け、それを奈良のジープ仙人のような方に押し付け、手を尽くして公道復帰させる直前の姿で掲載。
もう1台は板橋のオートジャンクションさんが消防車マニアであるオーナー氏の依頼を受け、再生作業に着手する前の姿を掲載。
いずれも、掲載直後から徐々に作業は進んでいるようでしたが、私はその経過を一度も見ぬまま今回の展示を迎えます。ということで、入間行きはキュリアスVol.8の題材撮影も兼ねているといえます。
下に、キュリアスVol.7掲載当時の姿をお目にかけますので、機能美展ご来訪の皆様はその変貌ぶり(あまり変貌していない可能性もあり)を、お確かめいただければと思います。
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昭和45年製 三菱J3RD
現在は再登録が済み「DEE」と命名され、黒煙と轟音を放ちながら公道を走り回っている模様。
この写真は前オーナー氏のガレージから10数年ぶりに太陽の下に引きずり出され、
輸出ブローカー氏の積載車を借りて御殿場に搬送する場面。
その1ヵ月後、奈良に向けて搬出されました。
CJ3B-J7 元祖消防ジープ
本物の「じぷた」をオートジャンクションさんで撮影。まだ竹やぶから引きずり出されたままの姿。
ただしシートをかぶせてあったため、状態はひどくない。
会場ではシャーシーとボディを分離した姿で展示。PTO装置の様子等が観察できます。
◆ジープの機能美展の情報は主催者サイトでご確認ください。
おっと、この写真撮影用の架台も展示車となるようです(左の英国車も)。
架台の上で屁をこく姿勢をとっているのは私。
(撮影:主催者ITF石川氏)