下取り処分案件として輸出屋さんに流すのか、当ガレージの得意な「世間一般には難アリ、好き者的には極上車」として保管するのか、悩みどころの一台。j常連上得意さんやC誌読者さんの手に渡っていれば、必要なときには撮影や試走に協力してもらえるだろう・・・という下心も含めてご案内する次第です。
営業の人たちも最初はJB33Wと思っていたようですが、ボンネットを開けたら近代的なエンジンが収まっていました。13年12月登録のJB43W、自動変速の9.9万km。
難アリと申しましたのはインパネ内のエンジンチェックランプ点灯のため。ジムニー屋の山口君がナントカという電子計測機器を持ってきて車側のコネクターにぶっ挿しましたら「O2センサー不良」という定番的トラブルと判明。これは純正品なら2~3万の部品のようです。安価な社外品もあるようですが、もっと節約してチェックランプの球抜き治療で直った気分に・・・という手も。走った感じでは異常なしの大変スムーズ。ことによっては空燃比が狂ったりもするのでしょうけれど。
まあ、原因や結果が分かっているなら直して乗るのが正しい道ですね。実費で修理は可能です。
この後姿をぼボテッとしていると取るか、シュッとしていると取るか、考えの分かれるところ。私にはボテッとしていもホーシングが良く動きそうに映ります。見るからにコケそうなJB23Wより安定感もある。
でも横から見ると、やっぱりボテッとしていて、美しくないです。
しかし軽自動車枠という必要に迫られた狭幅ボディに、登録車枠ホーシングという必要に迫られた幅広フェンダーですから、ナンタラエクシードやVXウンタラ、グラン道路・キングス道路の必要に迫られていない造形より合理性がある・・・ということにて一件落着。
履いているのは汎用鉄チンに山たっぷりスタッドレスで「この冬、すぐいけます」仕様。
劣化した標準セットも積んであります。なんとも積載性の悪そうな荷台ですが、5ナンバーだから良いんです。
そしてもうひとつ難アリ箇所が。喫煙車両につき、ヤニの付着と臭いが強烈なのですよ。オゾン脱臭等では取れないレベルと見ました。ボディや下回りはすこぶるきれいで、いつぞやご紹介したJB23Wのような腐れとも無縁ですが、塗装面にはコケやカビが生えています。
「正月休みは車内清掃を行うぞ!」あるいは「大掃除のドサクサで車を磨くぞ!」という方、ぜひどうぞ。
どうしてもという方にはプロのカークリーニングも斡旋しますが、このブログをご覧になる方なら・・・ねぇ。
価格は軽ジムニーより随分リーズナブルです。もちろん世間相場よりも。
要現車確認、しっかり品定めしてノークレームをご納得でお願いします。
(追記:隠す必要もないので・・・金額は両手+TAX+R券です)
先日の初期型JA11V、一か八かの箇所もありましたが、絶好調で新オーナー氏の自宅まで高速移動したそうです。ジムニー屋ではないので、次こそは違う車種を入れます。