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Channel: 続・御殿場ボロヨン画報
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チムニー

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ワタシノ クルマ チムニー アルネ!!とかじゃない。そりゃジムニーだ。こっちはチムニー、煙突のこと。
 
秋の恒例行事、シーズンイン前の灰まみれ、最初の頃は楽しかったけど今では結構メンドウ臭い作業であります。
でも、キャブレターでもシリンダーヘッドの中でも不純物が堆積すれば調子が悪い。ガスを喰うばかりで頂けない。入口から出口までスムーズな流れが肝心、それが燃焼機器というものです。
 
イメージ 1
屋根が緩い傾斜なら登ってしまえば良いのですが、積雪対策の三角形なので室内から。
このビニール袋が破けたら地獄絵図。でも今年はあまり汚れていませんねぇ。
ちなみに煙道は二重管になっていて、燃焼中でも触れるくらいです。
 
イメージ 2
煙道とストーブをつなぐ短い部分だけはシングル管なので、煤が多く付着します。
つまり内壁の温度の低い箇所で煙が冷やされるからです。
二重管でもって煙を熱いまま放出させるのが、煙道を汚さないやり方。
ひいては煙道火災を予防し、ドラフト効果も高まる・・・ということのようです。
それでも、昨シーズンよりきれいです。針葉樹を使わなかったのが正解でした。
 
 
イメージ 3
こんなもんでした。ギトギト成分もなく、全部コナコナです。物足りない。
 
 
イメージ 4
続いて本体を分解。この鋳物の隔壁の裏(新気の通路)にも煤と灰が溜まっています。
知恵の輪的な構造で、外れなくて途中でキーッ!!となります。
 
イメージ 5
ワイヤーブラシ等で内部を掃除・・・オーバーホールですな。
赤錆が出ていますが、腐って穴が開くということは無さそう。
 
イメージ 6
構成部品をワイヤーブラシでこすリます。
クルマの手入れの時よりマメなようです。
 
 
イメージ 7
そういえば、同じく薪を使ったこの「炉」の場合、ガスを発生させるために
あえて不完全燃焼をさせています。
すると酸が出て、金属を侵して、手入れが大変なようです。
 
バスのみならず、J34やFJ40の代燃車が各地で復活・復刻していますが、
この車は正真正銘当時モノの「薪瓦斯発生炉」昭和25年製を搭載しています。
ということで、Q-10でそのメカニズムを紹介の予定、取材も快諾いただけましたので、
早速行ってまいります。
何の本か、ますます分かりませんねぇ。
 
 

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