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Channel: 続・御殿場ボロヨン画報
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納車完了・帰りは甲府~御殿場のベストルート

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そんなわけで朝っぱらから4D56無過給エンジンをブンブンと回し、趣きのある古い郵便局で荷物を出したりしながら富士山時計回り~精進湖~右左峠~甲府南~甲府と、寄り道しながらも最短ルートで進みます。
新オーナーは信州在住ではありますが、お互い真ん中辺りで落ち合いましょうということで選ばれたのが甲府駅。
 
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昨日のうちに写真を撮っておいたのは正解でした。富士山麓を離れるまで雨足は弱まりません。
ここまでの不具合は、まず燃料計がテンプラ気味。突如Eを指したり、正常値になったり、満タン表示になってみたり。駆動系から時折高周波ノイズ・・・回転数ではなく車速に比例し、止むときもある。段差で跳ねたらハンドルの真ん中のエンブレムが吹っ飛ぶ。デフロスターの風量弱のレジスターが駄目。でも路上エンコしないから優秀優秀。オーナー自ら手を入れる余地を残しておきました。
 
 
 
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9:40甲府駅南口に到着、ゼブラゾーンで引渡しの儀。この御仁こそ「廻り目平の緑パジェロ事件」の相棒、S・F君、アラフォーの現在はキコリ業。
「お~、かっちょエエなあ~、中がビニール臭いなあ~」と喜んでいますが、高額な支払いのことを忘れているのだと思います。
 
ここから私は公共交通機関で帰りますが、直線距離ではさほど遠くない甲府~御殿場間、これが難しいのです。
順当に考えると、まず中央線で大月へ、そこから富士急電車で富士山(旧富士吉田)へ、そこから籠坂峠越えの御殿場駅行き路線バスとなります。
あるいは身延線で富士まで、そして東海道線、御殿場線という全線JR作戦。
 
NAVITIMEで検索すると時間帯によっては長津田とか市ヶ尾とか新宿とか、ありえない経由地が表示されます。まともじゃないな・・・。
 
でもちゃんと調べるとなんのこっちゃない。甲府駅から御坂峠越えの河口湖・富士山駅行き、そこから籠坂峠越えの御殿場駅行き路線バスを使えば、実走距離は自動車ルートとあまり変わらないで帰れます。
 
10:30甲府駅発---11:37河口湖駅着 運賃1470円
12:10河口湖駅発---1320御殿場駅着 運賃1510円
 
最近はバス道楽が復活したもんだから無闇に山岳路線の往復乗車なんてしていますが、バスの本来の乗車目的である「移動手段」として、それが最短最安なら申し分はありません。
 
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甲府駅前は山梨交通の天下であります。そこそこ古い車も残っていますが、昔風にいえば川重いすゞの単一シャーシー/単一架装ということで、カメラの出番は少なめ。C誌寄稿者の某サンが車掌乗務している南アルプス登山バスが来たら面白いのですが、時間帯が違うみたい。
 
 
一本遅らせて古いバスを待とうかとも思いましたが、蒸し暑いのもあって断念。
富士山方面まで乗りますのは山梨交通ではなく富士急バスです。平成18年式ブルーリボンシティのハイブリッドディーゼルACG-HU8JLFP・・・う~んワカラナイ、まったく知らない型式だ・・・。イメージ 4
ぎゃあああ!発車して数分ですれ違った富士急の甲府行き丸目ブルーリボンに後悔の嵐。待ってりゃ良かった、まだ現役だったなんて・・・。昔っから後悔のパターンは決まっています。中古車でも同じ。妥協して買った翌日に本命が出てきたとか。
 
ところでこのハイブリッドディーゼル、少し遅延していたので市街地では結構なハイペースで走るのですが、御坂峠の登坂で一気にスピードダウン。先日信州でお会いしたベテラン乗務員さんが「やっぱり生のエンジンがいいな」と言われていたのはこのことか。V8や直6高出力系15リッターとかの山岳路線車とは比較になりません。
 
思うに路線バスやスクールバスや老人送迎車、ましてや救急、消防、警察みたいな公共性の高い用途には、排ガスなんて関係ないと思うんです。U-とかKC-規制の素のエンジンで黒煙やNOX吐き出しても、たった一人が移動するために乗る「自称エコカー」よりも割り算でエコのはずです。ましてや福島の事故のとき、DPFが詰まって放水できなくなったポンプ車の話なんて聞くと。
もっとも「世界遺産の富士山」を走る路線バスにはハイブリッドとか天然ガスなんて書いてあった方が“イメージが良い”というのもあるかもしれません。補助金も出るようです(税金から)。
 
 
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河口湖駅に到着、駅前広場の富士山麓電気鉄道モ1形にご挨拶します。車体は上田交通を経てここへ、台車は東急3450の物でしたっけ?なんだかご縁を感じますなぁ。
それにしても露天保管とは思えぬ輝きぶり。外国人観光客も多いこの地で、日本も古いものを大切にしていることを知っていただきたい!!
 
 
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御殿場駅行きのバスはもっと新しい、というかド新車のエルガのQDG-LV234N3・・・う~ん、やっぱりワカラナイ型式。CNG燃料のオートマ車です。路線バスなのに外国語アナウンスもあります。実際に外国からの観光客も乗っていました。ビューチフルFUJIYAMAですね。
すれ違うのはテレビにもしょっちゅう出てくるKABAバス、つまりトラックシャーシーのアンヒビアンですな。
 
 
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籠坂峠を越えて御殿場駅に到着。オートマですが峠道では先ほどの日野ハイブリッドよりもスムーズでした。こちらは雲が垂れ込め、ザーザーと雨が降っています。富士山を挟んでずいぶん天気が違うもんだ。
 
 
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腹が減ってきましたので、みくりやそばならぬ駅そば200円也を食します。御殿場の田舎そばは中々イケルところがあって、リブロックガレーヂの長谷川さんもハマってしまいましたね!!
この犬みたいなゆるキャラは何だい?
 
 
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御殿場駅に着いてもまだなんです。ここから電車で一駅の南御殿場駅、なのにバスで行きます。
13:40御殿場駅発三島駅行きのバスで、ようやく「生のエンジン」に乗れました。南御殿場駅横のかまど入口まで210円、カマド本社は目と鼻の先ですが、ボロ四駆安置所まで約10分、傘を差してテクテク歩きます。
 
 
 
ところで、今回の写真は新規導入機材で撮りました。
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FUJIFILM XQ1 オートホワイトバランスがイマイチですが、とにかく動作が速い。速過ぎるくらい。
まったくもってセッカチ人間御用達のコンデジで、その型番の由来は「XeQuachi(セッカチ) nunber-1」の略でXQ1でしょう、きっと。画質は上等の部類です。ニコンP7700はその任を解かれ下取りとなりました。
 
 
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デリカダンプも納まっちゃったし、青いデリカバンも商談中だし、売るものがなくなってきました。ロッキー探してなんていう大穴狙いのバックオーダーもあるのですが、ここ数ヶ月は良い物件が見当たらず。
 
で、先ほども物色していましたが、車台番号がウチのと4番違いのKC-V46Vが出ています。R点、下回りサビ、オートマ、ちょっと厳しいかな?欲しい方がいればと思いますが、やっぱり程度次第ですよねぇ。
 
 
 

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