一昨日の晩はこんな天候でおったまげました。
積もったら困るな……とか思いながらも、このラグビー野郎ときたら、オフロードコースに行こうというのにスタッドレスなんぞ履いていますから問題ないのですが、気分的に「雪はモー勘弁」です。
で、道路には積もることもなく朝を向かえ、DL型の扱いやすさ、疲れなさに感心しながら富士山を時計回りに半周ほど移動して到着いたしますれば・・・・・・
芋洗い状態で身動き取れぬ箇所もあったりするオフロードコース内。ジムニーのほとんどはカマド社のご一行様だったようですが、ピカピカの米車軍団も多数走っていて、場違い感ムンムンのF75V。
しかし何名かの方に「こここ、これはブリザードですか!?」と聞かれ「イヤ、ラガーなんですよ。こちらがモノホンなんです。トルクが違いますでヨ。」なんてお答えし、ムフフと悦に入ったりしてとんだ勘違いですな。
目いっぱい足を捻った様子。さほどウネウネマシンではありません。板ばねランクルの逆で、リア主体で動きます。フロントは2本の棒っきれでがんじがらめ。なのにドカドカ進んで、なかなかスタックしません。ギア比も高いのに、エンジンは持ちこたえます。ゆっくり走れないので、時折ブレーキで締めるようですが。
背後ではジムニー専門SS誌の取材班がカマド社ジムニー屋デモカーのJB23W「リア5リンク号」を撮影しています。
このJB23Wを運転させてもらいましたが、ラガーの倍以上は足が動き(特にリア)それも抵抗感なくスッスッと伸び縮みして、運転席にいると何が起きているのかサッパリ分かりません。トランスファーを換装し中身も組み替え100倍もの減速をしていますから、なおさら。製作担当氏も「乗りにくいなぁ」とか言いながら、まんざらでもない様子。実際、すさまじく走って、マジックカーペットかキント雲みたいな乗り味でした。スンゲェ状態になっている写真は撮り損ねましたが、SS誌に載ると思います。
走っている写真が欲しくて、ジムニー屋氏に運転係を依頼。私はカメラぶら下げ右往左往しますが、ゴロゴロ岩と火山灰で足場がもろく、スッ転びそうになります。外から見ていて気づいたのは、数十台もの四輪駆動車が来ている中で、軽油で走るのはこのラガーだけのようで。
ジムニー屋氏は「このボディサイズ、良いなぁ」と言っていましたが、それこそがラガー/ブリの存在理由だったのでしょう。
当面、近所の足にも使います。ラガー撮るフリして…… へぇアレはここで待機するのか!
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本日4月7日は記念すべきJ38の車検満了日。前回の検切れ後には半年近くそのまま。古バス見聞録の取材先、J30系を使っていたバス会社に乗って行きたく車検を取得したわけですが、今回はいかに。復活はジープ展の前か、夏を過ぎてからか。
懸案の「箱グルマ再導入計画」に基づき一時は存続が危ぶまれた老骨ですが、そうは問屋が降ろさない。車に愛着を持ったりするほうではありませんが、ようやく馴染んで来た感があります。
今朝は「なにかに使うはず」ということで、林道等で撮影を行いました。その「なにか」は特に決まっていませんが、車検が切れたら撮りにも行けませんからね。
ラガーも旧型山猫も素敵ですが、しっくり来るのはジープ・・・・・ということにしておきます。カッコウも良いし。