謹んで新春のお喜びを申し上げます。本年も四駆道楽専門誌CURIOUSならびに当ポンコツ四駆取扱所を宜しくお願いいたします。
さて世の中のディーラーや中古車販売店では、初売りと称して様々な催しや値引き特典が企画されているようですが、当方は「どうやったら車検が取れるだろう?」などという厄介な物件を年明け早々から成約に漕ぎ着けようなどという図々しいことは微塵も考えてはおりません。
しかしどういった風の吹き回しか、今日は車を見たい、相談したいという奇特な方が午後から2組来訪されるようです。それまでの数時間は、年末28日夕刻以降にご注文いただいたキュリアス誌/古バス見聞録の梱包出荷や、滞っていたメールへのお返事など書きつつ、「どうやったら成約に漕ぎ着けるだろう?」などと思案しようと思います。
いずれにせよ午前中は手一杯ですので、午後になったら入口を開けます。同時に、寒い正月を一度もエンジンを掛けずにいたガタピシ優良物件の充電・潤滑・湿気飛ばしを兼ね、新春掛け初めの儀を行い、周囲のCO、HC、PMの濃度をアップさせようと思います。ディーゼル機関も多いのですが、機関の冷間時には窒素酸化物の生成は少ないようです。
特にご利益もないと思いますが、お寺の常香炉の代用にP・L・4G53・G54B・G63B・4M40・TD27・F6A等のスモークを身体の悪い部分に擦り付けたい方は奮ってお越しください。普段は購入検討のご意向を確かめてから始動してご覧に入れる在庫車なのですが、今日は冷やかしOKです。16時には閉門いたします。
「古い四駆ってのは、始動にも儀式ってモンが要るんだぜ」とエバってみても、グローすればスンナリ掛かる軽油機関。KE31あたりともなれば話も変わるんでしょうけれど。
数回失敗すると面倒なガソリン機関。コツとか技術というより、その個体のクセが分かれば案外スンナリ(多分)。あとはバッテリー頼みです。
話は変わりますが、前から気になっていることは、ハンドスロットルノブをチョークと呼んだり、古いディーセル車のエンジンストップノブをデコンプと呼んだりする方が多いことです。このあたりは正しい名称で呼びたいものです。新年早々余計なことを書きました!