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Channel: 続・御殿場ボロヨン画報
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富士急バス三島線の減便

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 カマド本社の真ん前、県道394号にバスが走っていることは、カマド社のスタッフも来訪されるお客さんも、ふだん意識していなくても知っているんじゃないかと思います。三島線(御殿場駅~三島駅)という基幹路線で、御殿場が拠点の富士急行と、沼津が拠点の富士急シティバスの共同運行。(かつては同一の会社だったのが分社化)
 全盛期からだいぶ便数を減らしても、まだ利用のしやすい平日12.5往復、休日11.5往復の運行。これが本日4/1を最後に富士急シティバスが御殿場地区から撤退、富士急行の単独運行となり、1日5往復に大幅減便されます。多分、会社のみんなは知らないでしょうなぁ。

 「マイカーの普及で路線バスが衰退」の流れは昭和40年代から始まって、バスは老人や学生ほか免許のない人の利用が中心。カマド社でもバス通勤している人はいない。お客さんだって車屋に来るくらいだから、普段バスには乗らない方が大半でしょう。もちろん私も、バスに乗るのは「そのバスに乗りたい」ときだけなので、他人のことは言えません。
 
 モノは試しで会社からバス帰宅をしたら、車で25分の道のりを、御殿場駅からサファリパーク方面に乗り継いで、バス停から歩いて、計1時間半。運賃も自家用車のガソリン代の3倍くらい。そして出勤時に乗ろうと思っても、始発便でも間に合わない。
 でも、もし本数が多くて、家の近所から1本で結んでくれて、都市部みたいに均一料金220円だったら、週の半分はバス通勤もいいかなと。最新のエコカーだろうが、公共交通機関に勝るエコはない。事故を起こすリスクもない。寝て帰れる。

 それでも将来、公共交通機関が今より拡充する可能性は低いでしょう。本数が少なくなれば、さらに利用しなくなる悪循環。それとは逆に、自動車は家電製品のごとく使いやすく(しかし高価に)なるばかり。この負のスパイラルは、三昔前から歯止めが利きません。我々車屋もこの流れに加担しているんですよね。
 ジドウウンテンとか言っても、じゃあ年金暮らしでそんなもん買えるのか?富士山麓のウネウネ道も雪道も自動で走れるのか?
 国策はそんな方向ばかりを後押しし、いつかツケが回ってきそうな気がします。アラフォーも過ぎると目も悪くなり、反応も鈍くなり、運転がだんだん億劫に。この劣化ペースで還暦になったらと思うと。
・・・ここはバスブログでなく四駆関連のブログなので、この辺で。せめて江戸方面には公共交通機関で出るようにはしています。

エイプリルフールのホラ吹き大会もアレなので、こんなブログを書いてみました。

イメージ 1
カマド社の前を通過する、富士急シティバスのブルーリボン・ハイブリッドE2868号。この眺めも見納め。

イメージ 2
かまど下バス停を通過する富士急シティバスのそろそろ古参格。レインボーHRのE2162号。

イメージ 3
硬質な快音を響かせ、三島駅へ向かうUD-富士重のシティバスE8266号は元御殿場車。この車が御殿場まで登ってくることは、もうないでしょう。



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