YJは興味の対象外でした。本家ジープらしいCJと、クロカンイケイケなTJの狭間に位置する街乗りジープとして、さらにそのふてぶてしいフロントマスクからしてイケスカねぇのでありました。
しかしながら本家ジープとしては最後の板バネ車であり、ルビコンやらチョークチェリー渓谷でモリモリ這う様子を舶来ビデオに見ることができます。彼の地では「ホンモノ」なのです。
そんなYJ、在庫用として探してくるなんて思ったこともありませんでしたし、交友範囲の中に1台もありませんし、ましてや自分用には「アメ車は柄じゃない」ので永遠に触れることはないと思っていました。
ところが、創刊号以来(いや、CCV以来)の読者さんから、ワンオーナー車を買い取ることとなりました。CCV志向のオーナー氏ですから、YJの仕様もドンピシャのコチラ系。ムムムのム!!
正直なところ、YJついて知識がまるでありません。車検もあるのでしばらく乗り回し、撮影し、売りに出すまで勉強したいと思います。
ということで、今日は入庫の覚え書きとして、車両状態をば羅列。
初年度登録:平成5年7月
型式:T-S8MX改 そう、正規モデルにつき排ガス記号付きなのですよ。普通貨物でNOx・PM適合!!
車検:28/2マデ
走行:12万kmちょうど
程度:機関内外観とも良好 修復なし 新車時からケミチューン添加
装備:エアコン、パワステ、ベストップ、ウインチ、ランチョ板バネ、ランチョRS9700(だったと思う、室内から調整できるタイプ)、MT2の7.00R16、ARBの分厚いタンクガード、ペラシャフト改善、エンジンマウント改善、1インチボディリフト、ステンレスマフラー、ETC、小ぶりなステップ、ヒッチメンバー などなど。予備パーツ、マニュアル類、純正幌、純正ミラーあり。
七百の極細タイヤがCCV風です。ニッポンの悪路にはニッポンのタイヤで!!
しかしホーシングが長いので、当ガレージが提唱する「DENSHA-STYLE」とも趣が異なる「安定型」ですねぇ。
このインパネとハンドルが四駆チックです。まさにジープです。TJ以降、板バネとともに失ったものが、ここにあります。ヘッドランプが角目というだけでかなり損をしていますよ、このジープは。
乗り味はかなり俊敏。インジェクションですが、回転落ちが鈍くてイライラすることはありません。切れ味鋭く、ギュインと吹け上がってシュンと落ちます。ランクルFJよりも緩急自在。これを手動変速で操るのですから、実に気持ちイイ。貨物登録の首都圏登録可能なジムニー以外の四駆でこんな選択肢があったとは、目からウロコなのです。
本日はここまで。お値段はリーズナブルにいたしましょう。理解ある方の唾つけ歓迎ですが、まずは私にじっくり乗らせてください。
やっと冬タイヤにしました。これの代替候補をいろいろ検討していますが、YJみたいに荒っぽいのは違うな・・・。くたぁ~っと流すようなユルい車が希望です。
マイナートラブルの連鎖からは解放されたようです。来月、車検通しちゃったりして。
最近気になる車。これも角目。
最近よく活用するサイト。中古車オークションより閲覧する回数は多いんじゃないでしょうか。
年賀状のためではなく(今年は喪中)、書籍発送の宛名書きがどういうわけか手書き作戦になりつつあり、改めて自分の書いた漢字を見るとヘッタクソだなぁと。もしや書き順が悪いのではと確かめると、やはりそうなのです。四十の手習い?いやいや小学校からやりなおせ!てな具合。