ランクルFJはアイドリング1秒につき1ccのガソリンを消費するなんて申しますが、我がアストロンときたら走行1kmにつき1ccの潤滑油を消費しやがります。
ここのところ信州に4回、そして入間に静岡とすべて高速道路をぶっとばして3000kmくらいノーメンテで乗ってしまいまして… といってもオイルの継ぎ足しは頻繁に・・・ 久しぶりにプラグを見たら2番だけオイルの燃えカスがスラッジ状にこびりついていました。極端にオイル上がりを起こしているのは2番だけらしい。
ブン回しても白煙を吐くこともなく、市街地走行でも目視確認できないのですが、長い坂をエンジンブレーキで下りてきて最後にポンと踏み込むと数秒間モクモクと出るようです。
もっとも、オーバーホールを検討したり中古の4G53エンジンを探すかといえばそんな気もなく、とりあえずどうしようもなくなるまではこのエンジンで続投と思っています(妥協案とも言う)。
プラグは磨けば良いし、オイルは注ぎ足せば良い。たまに燃焼室をきれいにするクスリでも入れて凌ぎましょう。
先日取材に行った信州のバス会社では、昔々のUD2サイクルエンジンの使い勝手が良く、そのためピストンリングが薄くなるまで酷使し、冬季の始動をエーテルに頼ってまで走らせ続けたそうです。そんなのを聞いてしまうと、エンジンはくたびれていた方が面白いとかカッチョええとか、勘違い的思考に傾いてしまいそう・・・
絶好調の車なんてイラネイやいと言うことで、でもいざぶっ壊れたときのために軽トラかジムニーを予備車として配備しておきたい今日この頃。タイミング良く、本社ジムニー部門の下取り低年式車をまとめて引き受けてくれなんて打診もあったりします。