前から分かってはいたのです、ファンベルトがやばいことは。
磨耗して細くなってきているし、キュルキュル鳴くたびに何度も張り調整しているし、でもこの日は普通に走っていたのですよね。
富士宮市内、あっ、うしろに山交が着いてきてるな、でもエルガか。キュービックなら停まって撮るのにな。
ちょうどお祭りの日のようで、商店街に山車が路駐しています。ずいぶん立派なもんですねえ。
その後、富士宮市から富士市に移動して買い物・・・の帰路、なんだかヘッドライトが心許なく、メーターも暗いような。そしてラジオの電源が勝手に切れたり入ったり。ややや、まさか!!
節電走行を心がけ、となりにガソリンスタンドのあるコンビニを見つけて滑り込みます。思い切ってエンジンを止めると、案の定ウントモスントモでありました。
もし気付かないで走っていたら、山越えの峠路で路上エンコだったのかな?電気不要のアナログディーゼルなら無灯火走行で帰宅できたのは確かですが、いったん止めたら同じことか。
で、予定通りとなりのガソリンスタンド(ENEOS)にバッテリーを買いに行きます。
「40Bっくらいの、下さいな」
「いやぁ今あるのは60になっちゃうんですよ・・・ちょっとお高いのですが」
「ムムム!!」
ジムニーに60とはゼイタクな。そもそもこんなちっこいバッテリーに60もの性能があるとは驚き。ENEOSビクトリーフォース・スーパープレミアムⅡという、今どきの充電制御車とやらでも余裕のヨッちゃんな高級品、ななんと金9000円也を買い求め、ついでにレンチとバールを借りてベルトを張って無事復活、コーヒーで一息。
問題のファンベルトは、ゴム粉を撒き散らしながらいよいよ切れんばかりの様子。ここまで磨り減ると、一気に進行するようです。まあ、あと30kmくらい持つでしょ。
どうせなら格安品のあるホームセンターに滑り込めば良かったと思いましたが、使用頻度の少ない(月イチしか乗らない)車を氷点下の露天駐車なのですから、高級品で結果オーライ。
翌日、半年遅れの12ヶ月点検と同時にベルトを交換しました。皆様、車両点検を励行いたしましょう。
ちなみに外したバッテリーはまだ寿命が来ていない国産品ですんで、例の「富士重工リアーエンヂン車」の粉吹きバッテリーと交換しました。そちらの話は、また今度。