ジープや古陸船の世界じゃ冷房車ってだけで「いいなぁ」とか言われちゃうんですが、たとえ貨物登録車でも我がV46Vは平成アールブイがベースってことで、クーラーどころかエアーコンディショナー標準装備です。
富士山麓での冷え具合はまあまあで、標高が下がると厳しい。電動ファンがブッ壊れていることも理由のひとつかも知れませんが、ガスもちょっと少なめな様子。そこでガス補充とともに、前から試したかった滋養強壮剤を入れてもらいました。
ジムニー屋の山口君に「なんかイイのない?」と聞いて出てきたのが、ワコーズのPAC-Rと言う潤滑剤。
以前バーダル社の似た商品を紹介されたときに、FJ56Vのレシプロコンプレッサーの回転抵抗とゴロゴロ音に悩まされていたので所望したところ「R12ガスには不適合」と言われてガッカリしたことがあります。
デリカバンもエアコン作動で体感30%のパワーダウンでしたが、こちらもR12ガス。BJ40Vとサファリは非冷房で、J38は簡易的R134aレトロフィットのため高圧になるとR12用のホースが弾けるらしくガスを満タン充填できず。
で、ようやくマトモなR134aの車になったので長年の恨みを晴らすべく、ここで会ったがナントヤラ。高級そうなアルミ容器には「燃費の向上、静閑性の工場、冷却能力の向上」が謳われています。
注入してくれた藤原メカニックによればエキパンが少々詰まり気味らしいのですが、なんのなんの。アイドリングからキンキンに冷えるじゃーないですか!! まあ、それはガスが充分な量になったからか・・・。
肝心の滋養強壮剤の効き目については、まだよく分かりません。もとより、この車はエアコンを作動させてもパワーダウンや燃費悪化を感じにくかったのですが、長い目で見て(長く乗るかは不明)コンプレッサーの寿命延長は期待できます。また、くたびれて音の出るコンプレッサーや、トルクの細いガソリン車には効果が大きいと思います。
いずれにせよ、気分が良くなりました。おまじない以上のものではあるはずです。服用ご所望の方は、かまど社ジムニー部門までドーゾ。ところで値段はいくらなんだろうか?まだ払っていません。