2F/3FやTB42に乗っていた頃は別として、あまり燃費は気にしないタイプでして、満タン時の200~300円の差のためにストレス溜めながらエコランすることはしません。
でも、大型車に乗っているような気分で、慣性を殺さずスムーズに走ろうとすることは、それだけで通勤路でも運転そのものを楽しめます。あるいは、フェンダーミラーで白線を確認しながらピッタリ車線の中央を走ったり、パーシャル状態で角を曲がって車体の振れが取れたところでジワリ右足を踏み込む、立席乗員を気遣うバスのような運転や、完全に回転を合わせたシフトチェンジが、きわどいキャンバー走行よりテクニカルで楽しく感じたりするのです。
で、そんな運転をすると、標高差500mを上り下りする通勤使用でも、リッターあたり10kmを割ることはありません。
そして大事なのは、そこそこ回すことです。以前はBやSD33のつもりで「ディーゼル=粘らせるもの」と思ってチョコチョコとシフトアップしていたのですが、負荷を掛けず空回しのようにグアーンと引っ張る運転に変えてから、エアコンを使ってもこんな燃費です。電子ポンプの後期4M40は1500rpmより下のトルク降下が極端で、踏んでも力が出ない。そんな回転数を常用するのは、効率が良くないのでしょう。
670kmを走破したのちの満タン給油。それでもディーゼル四駆を満タンにして、諭吉さんからお釣りが小銭だけってのも困った世の中です。大排気量ガソリン車の人は大変ですね・・・ 下駄車が欲しくなりそうです。
標高850mあたりからの朝の眺め。最近はいつもこんな感じで、モクモクした雲の下が御殿場市内。湿度も高いわけだ。