腐蝕車よりはイイ・・・
2006年製で15.9万km、よく働きました。
車検もあるので乗ってみると、セルの音が甲高くて壊れそうな感じですが、走り出せば5万kmも15万kmも同じだよ、という車屋失格の感想を述べてしまいます。
重量はJ58やタフトF10と変わりなし。額面出力はKE31より上。軽自動車の増税もやむなしと思います。
以前、私が新車で売っていたのはジムニーJB23Wの3か4型までだったか。これは6型で、加速もトルクもずっと良い。5速ミッションで楽しく走れます。燃費もひどくはないんだとか。
一気に興醒めするボタン式の副変速機。減速比が低くなっても、これじゃ購買意欲半減。
棒で操作するのに何の不自由があったのか。こんなところを電気化するのが自慢になるのは、昭和50年代の某FDスイッチの時代で終わっています。30年経っても棒は折れませんが、アクチュエーターは壊れる可能性大、電線が切れたり接触不良になる可能性大、修理代も大。
ほんの一瞬、V46Vやめてこれを取材の足にしたら気軽だな・・・と思ったのですが、実際に悪路を走っているクロカン四駆といえばJB23とFJクルーザーと新型クライスラーしか見かけない昨今「みんなが乗ってるから」という理由でやめておきます。でも、案外楽しい乗り味で、食わず嫌いはイカンですね。考えてみれば平成10年の発売と、最近では稀有なる長寿商品。改良は進んでいます。
早々に壊れるかもしれませんが、現状ですぐ乗れます。週明けくらいに輸出屋さんに出します。
たまたま来た誰かが 「ああっ!!」 と驚いて連れ去ってくれるのを待っているF20S、超低走行1.7万km。
奥はLD20Vですから、息子じゃなくて甥っ子的な存在です。
保管中の腐蝕進行を食い止めるべく、怪しい箇所をほじくって錆転換剤を塗布。
穴が開きました。水はけヨシ!!
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雨が降ってきました。本日の来訪車両・・・